ツルソバ

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ツルソバ(蔓蕎麦、火炭母草[11]学名:Persicaria chinensis (L.) H.Gross[1])は、タデ科イヌタデ属分類されるつる性[6]多年草の1[12]。種小名(chinensis)は、中国を意味する[6]シノニムの学名(umbellatum)は、散形花序を意味する[6]和名のソバは、果実がソバと同じように黒色の3稜形であることに由来する[13]

概要 ツルソバ, 分類(APG III) ...
ツルソバ
実を付けたツルソバ、佐久島(愛知県西尾市)にて、2016年11月29日撮影
実を付けたツルソバ
佐久島愛知県西尾市)にて、2016年11月
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
: ナデシコ目 Caryophyllales
: タデ科 Polygonaceae
亜科 : ミチヤナギ亜科 Polygonoideae
: Persicarieae
亜連 : Persicariinae
: イヌタデ属 Persicaria
: ツルソバ P. chinensis
学名
Persicaria chinensis (L.) H.Gross[1]
シノニム
  • Persicaria chinensis (L.) H.Gross var. thunbergiana (Meisn.) Okuyama[2]
  • Ampelygonum chinense (L.) Lindl. var. thunbergianum (Meisn.) Masam.[3]
  • Ampelygonum chinense (L.) Lindl.[4]
  • Persicaria umbellata (Houtt.) Nakai[5][6]
  • Polygonum umbellatum (Houtt.) Koidz.[7]
  • Polygonum chinense L. var. thunbergianum Meisn.[8]
  • Polygonum chinense L.[9][10]
和名
ツルソバ
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特徴

は長くのびて枝を分け、地に伏して蔓状になるか又は直立し[10]、長さ約1 m[12]。無毛[6]。若茎には酸味がある[6]は柔らかく互生葉柄があり[6]、卵形-卵状長楕円形、先は鋭尖形、基部は切形、円形または心形で[10]長さ5-10 cm托葉梢は薄く膜質で、筒状で斜めに切れる[10][12]。数個のが枝先に[12]頭状に集まり、密な総状花序になる[10]は5裂し、白色または薄紅色で長さ3-4 mm[10][12]。花期は5-11月[10][12]果実痩果[6]、3稜形、黒色で光沢はなく、多汁な残存萼に包まれる[10]。薬用となる[10]佐賀県唐津市では、種子をヤマベントウとして食べられることがある[13]

分布と生育環境

温暖な海岸近くに生育するツルソバ

ヒマラヤシムラ以東、インドマレー半島中国朝鮮半島南部[10]から日本にかけて分布する[6]

日本では、本州伊豆七島紀伊半島)、四国九州沖縄に分布する[12]神奈川県では1988年頃に記録があるが、これは逸出品と考えられていた。しかし、その後真鶴半島三浦半島など数箇所から着実に生育している個体が記録されている[14]

温暖な海浜海岸近くに生育する[12]

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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