ネロール

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ネロール (nerol) とは、レモングラスホップから採れる精油などに含まれるモノテルペンの一種。ネロリ油(橙花油、neroli oil)から単離されたことから「ネロール」と呼ばれる。バラのような甘い香りがする無色の液体で、香料として用いられる。

概要 物質名, 識別情報 ...
ネロール
Skeletal formula of nerol
Ball-and-stick model of the nerol molecule
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.003.072 ウィキデータを編集
KEGG
UNII
CompTox Dashboard (EPA)
性質
C10H18O
モル質量 154.25 g/mol
密度 0.881 g/cm3
沸点 224 - 225 °C (435 - 437 °F; 497 - 498 K) at 745 mmHg
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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ネロールはゲラニオールシス異性体にあたる。脱水するとジペンテンを与える。

用途

1902年にネロリ油から発見され、天然にはバラ油プチグレンシトロネラベルガモットリナロエラベンダーイランイランヘリクリサムなどの精油にゲラニオールとともに存在する。市販品はいずれも合成品で、若干のゲラニオールを含有する。β-ピネンからミルセンを経由してゲラニオールを製造する際に、ゲラニオールとネロールは6:4の混合比で生じることから、これを分留することによりネロールが得られる。ゲラニオールよりローズ調が弱く、新鮮な海辺の香りを持つ。ゲラニオールと組み合わせて花の香りを作り出すのに加えて、食品や柑橘系の香水の柑橘類やベリーのフレーバーのブーケとしても使用できます[1]調を与える目的で使用される[2]。日本の消防法では、危険物第4類第三石油類に該当する[3]

出典

参考文献

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