ハコネシダ
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特徴
日本に分布。山間の崖に生える。根茎は短く横に這うか斜めに立ち、多数の葉をつける。根茎の表面には黒褐色の毛が密生する。
葉は全体の長さが20-40cm程度になり、その半分か、それよりやや短い葉柄がある。葉柄は基部に鱗片があるがそれより上は無毛で、黒っぽい褐色でつやがあり、硬い。
葉身はよく育つと三回羽状複葉に分かれ、枝先にはすべてほとんど同じ大きさの小葉がつく。小葉は倒卵形で、やや三角がかる。基部側の両側面は平滑で、先端側の曲線には鋸歯が入る。葉質は厚くないが硬く、表面にはつやがなくて緑色、縁はわずかに裏側に巻くようになりがち。
ソーラス(胞子嚢群)は小葉に一つずつ着く。葉の先端が裏側に巻いて偽包膜となるが、見かけではほぼ円形になっている。
生育環境など
利用
ホウライシダに似て鑑賞価値は高い。しかし栽培は難しい。
参考文献
- 岩槻邦男編『日本の野生植物 シダ』,(1992年、平凡社)