ハジロ属

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ハジロ属(ハジロぞく、Aythya)は、鳥綱カモ目カモ科に属する属。別名スズガモ属[2]

分布

形態

最大種はオオホシハジロ[6]。体系は太短い[6]。翼はやや短い[6]。初列風切や次列風切に白い斑紋が入り、飛翔時に白い帯模様に見えることがハジロの由来になっている[2]。和名のホシハジロは星羽白と表記される[7]

嘴は幅広い[6]。後肢は短く胴体後方に位置し、直立して陸上をうまく歩行することができない[6]。後肢や趾は扁平で、趾の間には水かきが発達する[6]

性的二型が大きく繁殖期の雌雄は羽色が異なるが、オスは非繁殖期に羽毛が生え換わる(エクリプス[6]

生態

伊勢湾で越冬するスズガモの群れ

河川湖沼などの主に淡水域に生息する[4][6]。属名のAythyaは、ギリシャ語で「海鳥」を指すaithuiaに由来する[2]。水面を蹴って助走してから、素早く羽ばたき飛翔する[6]

食性は植物食傾向の強い雑食で、水生植物などを食べる[4][6]スズガモなどは貝類も食べる[2][6]。潜水して採食を行う[6]

繁殖形態は卵生。多くの種は水辺や水面に浮かぶ水生植物の上に巣を作るが、一部の種はカモメ科の集団繁殖地(コロニー)内に巣を作る種もいる[6]。数種は同種他種の巣に卵を産んで、育雛させる(托卵)[6]

分類

ハジロ属は以下のに分類されている[1][3][8]

日本で見られる種

  • 冬鳥 - オオホシハジロ、ホシハジロ、キンクロハジロ[9][10]
  • 冬鳥(北海道では留鳥) - スズガモ[9][10]

種の保全状況評価

開発や干拓による生息地の破壊、狩猟などにより生息数が減少している種もいる[4][5]

国際自然保護連合(IUCN)により、ハジロ属の多数の種が軽度懸念(LC)の指定を受けている[11]。日本の一部の都道府県で、アカハジロ、オオホシハジロ、スズガモがレッドリストの指定を受けている[12]

参考文献・出典

関連項目

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