ハナニラ
ヒガンバナ科ネギ亜科ハナニラ属の植物の一種
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ハナニラ(花韮、学名:Ipheion uniflorum)はヒガンバナ科ネギ亜科ハナニラ属に属する多年草[2]。原産地はアルゼンチン[2]。科名は新エングラー体系ではユリ科に分類されていた[3]。
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ハナニラ | ||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Ipheion uniflorum (Graham) Raf.[1][注釈 1] | ||||||||||||||||||||||||
| シノニム | ||||||||||||||||||||||||
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| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| Spring star |
特徴
日本では、明治時代に園芸植物(観賞用)として導入され、逸出し帰化している[2]。イフェイオン属は南アメリカに約25種が分布する球根植物で、最もよく目にするのは、このユニフロルム(Ipheion uniflorum)である[3]。
球根植物であるが、繁殖が旺盛で植えたままでも広がる[2]。鱗茎から10-25cmのニラに似た葉を数枚出し、さらに数本の花茎を出す[2]。開花期は春で、花径約3cmの白から淡紫色の6弁の花を花茎の頂上に1つ付ける[2]。地上部が見られるのは開花期を含め春だけである[2]。花色は青藤色からピンク、白で、星形の花を咲かせる[3]。
葉にはニラやネギのような匂いがあり[2]、このことからハナニラの名がある。
なお、野菜のニラ(学名:Allium tuberosum)の一種に花茎とその先につく蕾の部分を食用とする「花ニラ(ハナニラ)」があるが、それと同じく亜科に属するものの別種にして園芸植物の本種は、誤って口にすると激しい下痢を引き起こすほどの有毒である[4]ため、食用にはできない[5]。園芸品種のハナニラには先端に花が1つしか咲かないため、区別できる[5]。