ハピ
エジプト神話の神
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概要
信仰
エジプトにおいて毎年発生するナイル川の氾濫は、大地に水と肥沃な土壌をもたらすものであった。エジプト人は、氾濫の期間にハピに食物や装飾品、宝石を供物として捧げた[3]。ハピは、ナイルの氾濫による恵みをもたらす神として大地・豊穣・創造を司る神々を養うものであり、また神々へ捧げられる供物をもたらすものでもあった。さらに「神々の父」と呼ばれ、原初の水の神であるヌンあるいは、豊穣の神としてオシリスと同一視され、オシリスの化身と見做されることもあった。他にもクヌム、セベクなどと同一視された。
ハピが、その女性の乳房でオシリスに乳を与え、オシリスを復活させたという話もある[1]。オシリス信仰期にエジプトの神々の中でハピの妻とみなされていたのは、ネクベトであった[4]。

