ハーブティ

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ハーブティ: Herbal tea) はハーブを摘んだもの、さらに乾燥させたものを煮だした飲み物である。英語では、フランス語のハーブティを意味する Tisane からチザンとも呼ばれる。

ハーブティ
ハーブの茶葉

各種のハーブティ缶やティーバッグが市販されているが、自家栽培のハーブを乾燥させて自分で作ることもできる。広義に解釈すれば、チャノキもハーブの一種であるのでハーブティのなかに緑茶なども含まれるといっていいであろう。

種類と効用

ハーブは様々な効用を持つとされ、ハーブティはその効果を簡単に享受できる一手段として用いられる。と、同時に、良い香りや綺麗な色を楽しむために飲む人も多い。この節では、代表的なハーブティに用いられるハーブの効用を述べる。

これ以外にもレモングラスシナモンローズマリーなど各種のハーブティが市販されており、数種類のハーブをブレンドしたものもある。

安全性

ハーブティーは一般に食品として流通しているが、「食品=常に安全」とは限らない。成分によっては医薬品との相互作用により副作用を生じる場合や、食物アレルギーを引き起こす場合がある。例えば、ミントティーは大量摂取を避けるべきとされることがあり、カモミールティーには特定のアレルゲン成分を含む種類がある。

また、妊娠・授乳中の摂取や持病がある場合には、医師等に相談することが望ましい。ただし、医療従事者がハーブに関する十分な知識を持っているとは限らないため、利用者自身が成分や作用に関する情報を確認することも重要である。[1]

  • 医薬品との同時摂取により薬の効力を弱めたり強めたりする相互作用、副作用、過剰摂取による注意喚起がされている主なハーブ類[1]
セント・ジョーンズ・ワート、エゾウコギ、シナモン
  • 重篤なアレルギー症状が出るおそれのある物
イチョウ - ギンコール酸を多く含み、生の葉を自分で乾燥させた場合危険性が高い。
コンフリー - 日本名ではヒレハリソウ。長寿のハーブとしてブームになったが、エチミジンを多く含み、肝機能障害を引き起こす恐れがあるため、2004年以降日本では販売禁止。

中国的ハーブティ

蝶豆花茶英語版

中国語では草本茶あるいは花草茶といい、古来から薬用として飲用されている。大韓民国で盛んな人参茶なども含む。

ブータン

ブータンではツェリンマ茶と呼ばれる、紅花の花弁やタマラニッケイの根を材料としたハーブティーが飲まれている。

フランス

フランスでハーブティを意味する Tisane は、元はラテン語 ptisana 、古代ギリシャ語で精麦したオオムギ πτισάνη(ptisánē)を語源とする。そういった麦から作られたバーリーウォーター英語版(大麦湯)と呼ばれる麦茶から来ている[2]

関連項目

脚注

外部リンク

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