バガス
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概要
用途
- 燃料
- バガスをそのままボイラーの燃料にすることは古くから用いられている。かつては製糖工場内の構内輸送用の蒸気機関車の燃料としても使用された。近年ではセルロース糖化によるバイオエタノール生成が模索されているが、実用には達していない。
- 食品
- バガス中に含まれる繊維分を用いた食料品加工への研究も実施されており、科学技術振興機構ではメタボリックシンドロームや生活習慣病予防効果を持った食品開発が行われている[7]。
- 農業
- 堆肥化して農地に戻す。
- キクラゲ類の栽培用培地の原料として使用する。
- 化学工業
- 芳香族アルデヒドのフルフラール、脂肪族アルコールのオクタコサノール、蝋(サトウキビロウ)の原料となる。
- 飼料
- セルロースとヘミセルロースの分解能力をもつ反芻動物の飼料とすることが試みられている。バガスをそのまま与えるだけでは、リグニンを消化できず消化不良となってしまうため工夫を要する。1980年にアントニオ猪木が企業アントン・ハイセルを立ち上げて取り組んだが、事業としては失敗した例が有名である。

