スメルディス

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スメルディス古代ペルシア語: 𐎲𐎼𐎮𐎡𐎹 Bardiya バルディヤ古代ギリシア語: Σμέρδις Smérdis ズメルディス(ヘロドトスまたは古代ギリシア語: Τανυοξάρκης Tanuoxárkēs タニュオクサルケース(クテシアス、? - 紀元前522年または紀元前525年)は、アケメネス朝ペルシア帝国の初代王キュロス2世の息子で、王カンビュセス2世の弟。(在位:紀元前522年)であった可能性があり、その生涯には議論がある。

ベヒストゥン碑文の浮き彫り。ダレイオス1世(中央やや左のやや大きい人物)に踏みつけられているのが「偽スメルディスのガウマータ」。
子女 パルミュス
概要 スメルディス 𐎲𐎼𐎮𐎡𐎹, 在位 ...
スメルディス
𐎲𐎼𐎮𐎡𐎹
ペルシア
ベヒストゥン碑文に描かれたスメルディスまたはガウマータ
在位 紀元前522年
別号 大王
諸王の王
諸邦の王英語版
バビロン
古代エジプト

死去 紀元前522年
子女 パルミュス
王朝 アケメネス朝
父親 キュロス2世
母親 カッサンダネ英語版
宗教 イラン宗教(ゾロアスター教?)
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ヘロドトスの『歴史』が伝えるところによると、紀元前525年のエジプト遠征を前にしたカンビュセス2世は、夢のお告げで弟のスメルディスに王位を奪われるのではないかと疑念を抱き、密かに殺させたという。ところが秘密裏であったことが仇となり、カンビュセス2世がエジプトにいる間に、ペルシア本国では神官(マギ)のガウマータ古代ペルシア語: 𐎥𐎢𐎶𐎠𐎫 Gaumāta古代ギリシア語: Σφενδαδάτης Sphendadátēs スペンダダテース(クテシアス))がスメルディスに成りすまし(ヘロドトスはスメルディスとガウマータが似ていたと述べている)、ペルシアの王位を簒奪したという。のちスメルディスの娘パルミュスは、ガウマータを倒したダレイオス1世の妻となった。

以上がヘロドトスの記述であるが、近年の研究ではカンビュセス2世の次の王は偽スメルディスのガウマータではなくスメルディス本人であった、つまり簒奪者は正当な王位継承権を持っておりガウマータとされたスメルディスではなく、それを倒したダレイオス1世本人であったとする説が有力になっている。この場合、ヘロドトスは簒奪者ダレイオス1世が捏造したプロパガンダ偽史をそのまま後世に伝えたことになる。

先代
カンビュセス2世
ペルシア
アケメネス朝
紀元前522年
次代
ダレイオス1世
先代
カンブジヤ
バビロン
(バルジヤ)
アハマニシュ朝(第11王朝)
紀元前522年
次代
ダリアムシュ1世
先代
ケンビチェト
古代エジプト
第1アケメネス朝(第27王朝
紀元前522年
次代
デリウシュ1世

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