ヘキサナール
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ヘキサナール(英: Hexanal)は鎖状脂肪族アルデヒドの一種で、化学式C6H12Oで表される。ヘキシルアルデヒドやカプロンアルデヒドとも呼ばれ、ダイズや草などの青臭さの原因物質である。
| 物質名 | |
|---|---|
Hexanal | |
別名 ヘキシルアルデヒド | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
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| ECHA InfoCard | 100.000.567 |
PubChem CID |
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CompTox Dashboard (EPA) |
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| 性質 | |
| C6H12O | |
| モル質量 | 100.15888 |
| 外観 | 透明な液体 |
| 匂い | 青臭み |
| 密度 | 0.814 |
| 融点 | < -20 °C |
| 沸点 | 119-124 °C |
生成
脂肪酸の酸化により生じる。ダイズを例にとると、リノール酸がリポキシゲナーゼによってリノール酸13-ヒドロペルオキシドに変換され、ヒドロペルオキシドリアーゼによってn-ヘキサナールとなる。さらにn-ヘキサナールはアルデヒドデヒドロゲナーゼにより、カプロン酸へと変換する [2]。リンゴジュースやオレンジジュース、オリーブオイルなどでも生じることがある。食品では不快臭となるため発生を抑えることが望ましく、リポキシゲナーゼを吸着除去したり煮沸して失活させるなどの対策がとられる[2]。工業的には1-ペンテンをヒドロホルミル化してヘキサナールを得、さらに水素化して可塑剤原料の1-ヘキサノールを製造することがある。
