マツリカ

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マツリカ(茉莉花、アラビアジャスミン)は、モクセイ科ソケイ属(ジャスミン、素馨)の1種の常緑蔓性灌木。学名Jasminum sambacインドスリランカイラン東南アジアなどで自生する。サンスクリットマリカー (サンスクリットラテン翻字: mallikā) が語源。

概要 マツリカ, 分類 ...
マツリカ
マツリカの花
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: シソ目 Lamiales
: モクセイ科 Oleaceae
: ソケイ属 Jasminum
: マツリカ J. sambac
学名
Jasminum sambac (L.) Aiton
英名
Arabian jasmine
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中国語では(双瓣)茉莉インドネシア語マレー語ではムラティ (melati)、フィリピン語ではサンパギータ (sampaguita)、ヒンディー語ではモグラ (mogra)、ハワイ語ではピカケ (pikake, pikaki) で、日本でもこれらの名で呼ばれることがある。

利用

は香りが強く、ジャスミン茶(茉莉花茶)などに使われる。中国では、早朝に摘んだ生花の香りを緑茶に移したり、乾燥した蕾をウーロン茶に混ぜたりしてジャスミン茶が作られる。ハーブオイルお香などにも使われる。

栽培

熱帯植物のため寒さに弱く、最低温度が10℃以上ある場所で栽培する。日本では、沖縄などの一部地域を除いて戸外で冬越しができないため、鉢植えにする。

鉢植えは、初夏から秋の初めまでは日当たりのよい戸外に置き、10月から5月初旬までは日当たりのよい暖かい室内で管理する。室内の鉢を戸外に出す際は、日ざしや気温の急変がないよう徐々に慣らすようにする。サンルームのような日当たりがよく、冷たい風から保護される場所に置いた鉢植えでは、関東地方でも6月から10月まで花を見ることができる。

増やしたい場合、挿し木を利用する。日本では高温期の7月から9月に緑枝ざし、または半熟枝ざしを行う。また、挿し木より時間がかかるが、高とり法または枝伏せ法(枝の途中を地面に埋めて枝を出させる)で増やすことができる[1]

国花

1937年フィリピン国花に制定された。

1990年には、コチョウランの原種Phalaenopsis amabilisラフレシアの1種Rafflesia arnoldiiと共に、インドネシアの国花に制定された。

関連項目

脚注

外部リンク

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