ミギワバエ
ハエ目ミギワバエ科の昆虫の総称
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ミギワバエ(汀蠅、渚蠅)は、ハエ目ミギワバエ科(Ephydridae)に分類される昆虫の総称。全世界で約1500種が記録されている。多くは浜辺や湿地、湖沼の沿岸などに生息する。また幼虫が原油の中で生活するという特殊な生態を持つセキユバエ Helaeomyia petrolei も、このミギワバエ科に属する[1]。
| ミギワバエ科 | ||||||||||||||||||||||||
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イネヒメハモグリバエ Hydrellia griseola | ||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Ephydridae | ||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| shore flies brine fly | ||||||||||||||||||||||||
| 亜科 | ||||||||||||||||||||||||
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本文参照 |
特徴

成虫の体長は2-9mm[2]。成虫は脚を水面につけて浮かんでいることもあり、主に藻類などを捕食している。成虫の外見はニセミギワバエ科の各種と類似するが、翅の臀室や第一経脈の有無(ミギワバエにはどちらもない、ニセミギワバエにはどちらもある)、前縁脈の切れ込み位置の違いなど、翅脈によって識別可能である[3]。
ミギワバエは水たまりや湿原、塩性湿地、アルカリ性の湖などといった水辺に主に生息している。幼虫は主に植食性で、イネや沈水植物などの水草、もしくは藻類を餌として利用する。幼虫の中には特殊な環境で生活するものがおり、例えば Ephydra brucei の幼虫は45℃以上の水温がある熱水泉で生活している。また原油のプールで生活するセキユバエの幼虫や、塩分濃度が非常に高い水中で生活する Ephydra cinera の幼虫などもいる。
分類


日本では38属約100種が記録されている[4]。
亜科と族
亜科 Ephydrinae
- 族 Dagini
- 族 Ephydrini
- 族 Scatellini
亜科 Hydrelliinae
- 族 Hydrelliini
- 族 Ilytheini
- 族 Notiphilini
- 族 Typopsilopini
亜科 Parydrinae
- 族 Gastropsini
- 族 Hyadinini
- 族 Ochtherini
- 族 Parydrini
- 族 Philygriini
亜科 Psilopinae
- 族 Atissini
- 族 Discocerinini
- 族 Discomyzini
- 族 Gymnopini
- 族 Psilopini
人間との関係
ギャラリー
- ワタナベトゲミギワバエ Notiphila watanabei
- ミナミカマバエ Ochthera circularis
- セキユバエ Helaeomyia petrolei
- Dichaeta (Notiphila) caudata
- Scatella paludum