ムーンソロウ

フィンランドのペイガンメタルバンド From Wikipedia, the free encyclopedia

ムーンソロウMoonsorrow)は、フィンランド出身のペイガンメタルバンド

概要 ムーンソロウMoonsorrow, 基本情報 ...
ムーンソロウ
Moonsorrow
ムーンソロウ(2024年)
基本情報
出身地  フィンランド ウーシマー州ウーシマー県ヘルシンキ
ジャンル フォークメタルペイガンメタルブラックメタルプログレッシブ・メタル
活動期間 1995年 - 2021年
2022年 -
レーベル プラズマティカ、スパイクファームセンチュリー・メディアハウリング・ブル・エンターテイメント
公式サイト moonsorrow.com
メンバー ヴィレ・ソルヴァリ (リードボーカルベース)
ヘンリ・ソルヴァリ (ギターキーボードボーカル)
ミトヤ・ハルヴィラハティ (ギター、ボーカル)
マルクス・エウレン (キーボード)
マルコ・タルヴォネン (ドラムス)
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概要

比較的長尺な楽曲が多いバンドであり、すべてのアルバムに10分を超える楽曲が必ず収録されている。特に4枚目のアルバム『Verisäkeet』以降は、10分を超える楽曲の割合が増加し、アルバムの半数以上[注釈 1]が10分を超える楽曲となっている。特に、アルバム『V: Hävitetty』に至っては、30分強、26分強の楽曲2曲のみでアルバムが構成されるなど、実験的なアルバム構成となっている。また、楽曲名、アルバム名、歌詞の全てがフィンランド語で書かれている[注釈 2]

略歴

1995年従兄弟の関係にあるヴィレ・ソルヴァリとヘンリ・ソルヴァリの2名で結成された[1]。当初は2名体制のプロジェクトであり、ヴィレとヘンリが様々なパートを兼任する体制であった。また、ヴィレとヘンリは当時は様々なプロジェクトを立ち上げており、ムーンソロウもその内の一つであった[1]。この時期に、ヴィレとヘンリが立ち上げたプロジェクトとしては、ウッズ・オヴ・ベリアル(Woods of Belial)やクリプト(Crypt)、ソーンフロスト(Thornfrost)がある。結局、ヴィレとヘンリはムーンソロウをメイン・バンドに据えることを決定し、バンド・メンバーを集めるようになる[1]

1999年にマルコ・タルヴォネン(ドラム)が加入。スリーピース・バンドの体制となる。2000年にファースト・アルバム『Suden uni』のレコーディングを行う[1]。このレコーディングには、ミトヤ・ハルヴィラハティ(ギター、ボーカル)がサポート参加しており、レコーディング終了後から間を置かずに正式メンバーとしてムーンソロウに加入した[1]。同年に初ライブも経験しているが、その際にキーボーディストのマルクス・エウレンが参加し、そのまま正式加入した[1]。これ以降、バンド・メンバーの変更は発生しておらず、20年以上変わらないメンバーで活動を続けている[1]

2001年初めに、スウェーデンのプラズマティカ・レコードよりファースト・アルバム『Suden uni』をリリースしデビューを飾る[2]。更に母国フィンランドのスパイクファーム・レコードに移籍し、同年末にはセカンド・アルバム『Voimasta ja kunniasta』をリリース[2]2002年より、ライブ・セッション・メンバーとしてヤンネ・ペルッティラ(ギター、ボーカル)が参加するようになる[1]。ヤンネはライブのみならずアルバムにもサポート参加しているものの、正式メンバーとなることなく参加し続けている[1]2003年にサード・アルバム『Kivenkantaja』をリリース[2]2005年にアルバム『Verisäkeet』をリリース[2]2007年にアルバム『V: Hävitetty』をリリース[2]2008年には、ファーストEP『Tulimyrsky EP』をリリースしている[2]

2011年にアルバム『Varjoina kuljemme kuolleiden maassa』をリリース[2]。同アルバムのリリース後、フィンランド・フェスに参加するために初来日を果たす[1]。更に、アルバムが『我、死者の国を影のごとく彷徨う』という邦題ハウリング・ブル・エンターテイメントから日本盤がリリースされ、日本デビュー盤ともなった。その後、ドイツセンチュリー・メディア・レコードに移籍し、2016年にアルバム『Jumalten aika』をリリースした。

2021年秋、急性の健康問題のため、バンド活動を休止することが発表された[3]。なお、2022年夏までには活動を再開する予定であること、健康問題の詳細については公表する予定はなく、インタビュー等の予定もないとされた[3]。その後、2022年4月下旬にドイツで開催された「ラグナロク・フェスティバル2022」に出演し、活動を再開した[4]

また、2005年にマルクス・エウレンを除く4人のメンバーとヤンネ・ペルッティラ、1名のボーカリストを加えた6人でサイド・プロジェクトとして、デスメタル/グラインドコアバンドのラクパーヴィ(Lakupaavi)を結成。同年にファースト・アルバム『Raah raah blääh』をリリースしている。

メンバー

現メンバー

  • ヴィレ・"セポンポイカ"・ソルヴァリ (Ville "Seponpoika" Sorvali) - リードボーカルベース (1995年- )
    初期にはギタードラムを担当していたこともある。1998年頃より、現在のパートに落ち着いた。
    初期のアモラルに参加していた。
  • ヘンリ・"ウルポンポイカ"・ソルヴァリ (Henri "Urponpoika" Sorvali) - ギター、キーボードボーカル (1995年- )
    初期にはリードボーカルを担当していた時期もある。バンド系の楽器の他にアコーディオンバンジョーブズーキマウス・ハープマンドリンリコーダーホイッスルなども担当している。
    フィントロールなどでも活動。
  • ミトヤ・ハルヴィラハティ (Mitja Harvilahti) - ギター、ボーカル (2000年- )
    シャドウ・カットなどでも活動。
  • マルクス・エウレン (Markus Eurén) - キーボード (2000年- )
    アルテメシアなどでも活動。
  • マルコ・"バロン"・タルヴォネン (Marko "Baron" Tarvonen) - ドラム (1999年- )
    バレン・アースオクトーバー・フォールズザイ・サーペント、アルテメシア、カオスブリードなどでも活動。

セッション・メンバー

  • ヤンネ・ペルッティラ (Janne Perttilä) - ギター、ボーカル (2002年- )
    ライブ・サポート及びアルバム・セッション参加。

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • Suden uni (2001年)
  • Voimasta ja kunniasta (2001年)
  • Kivenkantaja (2003年)
  • Verisäkeet (2005年)
  • Viides luku – Hävitetty (2007年)
  • 『我、死者の国を影のごとく彷徨う』 - Varjoina kuljemme kuolleiden maassa (2011年)
  • Jumalten aika (2016年)

EP

  • Tulimyrsky (2008年)

シングル

  • "Soulless" / "Non Serviam" (2016年)

デモ

  • Metsä (1997年)
  • Tämä ikuinen talvi (1999年) [5]

コンピレーション・アルバム

  • Heritage: 1995-2008 - The Collected Works -- Die Soft Edition (2014年)
  • Demos & Rarities (2014年)
  • Back to North (The Complete Spinefarm Records Years 2001-2008) (2019年)
  • Heritage Of The Pagan Moon: A Chronicle Of The Sons Of The One-Eyed God (2020年)

脚注

外部リンク

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