ユダヤ人の伝承では、ソロモン王が神殿を建てたエルサレムのシオン山がモリヤであるとされている。歴代誌では、「エルサレムのモリヤ山上」と言われている。さらに、アブラハムがイサクをささげようとしたのが、オルナンの打ち場だと言われ、今日、「聖岩」といわれているものが存在する。イスラム教徒は、この聖岩を「アブラハムの場所」と呼んだ。
サマリア五書では、モリヤを「モレ」として、「シェケムの場、モレの樫の木」と結びつけている。そして、シェケムの南側のゲリジム山を「モリヤ」と見なしている。
ウルガタ訳は「モリヤの地」を「幻の地」と訳し、七十人訳は「エモリ人の地」と訳する。