モルデFK

ノルウェーのサッカークラブ From Wikipedia, the free encyclopedia

モルデ・フォトバルクルッブMolde Fotballklubb (ノルウェー語発音: [ˈmɔ̂ɫdə] ( 音声ファイル)))は、ノルウェームーレ・オ・ロムスダール県モルデを本拠地とし、1911年6月19日に設立されたサッカークラブである。

原語表記 Molde Fotballklubb
呼称 MFK
愛称 BlåHvit
クラブカラー 青・白
概要 モルデ, 原語表記 ...
モルデ
原語表記 Molde Fotballklubb
呼称 MFK
愛称 BlåHvit
クラブカラー 青・白
創設年 1911年
所属リーグ エリテセリエン
所属ディビジョン 1部
ホームタウン モルデ
ホームスタジアム アケル・スタディオン
収容人数 11,249
代表者 ノルウェーの旗 オッド・イヴァル・モーエン
監督 ノルウェーの旗 ペア=マティアス・ヘグモ
公式サイト 公式サイト
Homeカラー
Awayカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
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2018年現在、ノルウェーのトップリーグであるエリテセリエンで活動をし、アケル・スタディオン(1998年供用開始)をホームグラウンドとしている。現在のアケル・スタディオンの最大収容人数は11,800人である。クラブ史上最多観客動員数は、本拠地がモルデ・イドレッツパルク英語版だった1987年10月10日のモス戦での14,793人である[1]

マンチェスター・ユナイテッドで活躍したオーレ・グンナー・スールシャールがプロサッカー選手人生を始めただけでなく、2011年から指導者人生を歩み始めたのがこのクラブである(現役時代、42試合に出場31得点を記録[2])。モルデはエリテセリエン3回、ノルウェー・カップを4回制覇、そしてエリテセリエン2位が7回ある。最も輝かしい歴史はUEFAチャンピオンズリーグ 1999-2000に出場、レアル・マドリードポルトオリンピアコスといったビッグクラブをモルデに迎えたことである。

歴史

モルデFKは1911年6月19日に発足した。専ら貿易船やクルーズ船でモルデを訪れた人々を相手に試合を行なっていたことから、当初はインテルナチオナルとして活動していた。しかし近隣の町でもサッカーに興じるクラブが増えてきたため、モルデ・フォトバルクルッブ (Molde Fotballklubb) に改名することを強いられた。

ホーヴェドセリエンに所属した1957-58シーズンを除き、1970年代初めまで、クラブは一地方の下位リーグに所属するクラブであった。若手有望選手がトップチームに加入したことにより、 1974年にホーヴェドセリエンに復帰。このころ所属していた選手がヤン・フグルセ, オゲ・ハレイデ, ハリー・ヘスタ等である。

それ以来、モルデは常にトップリーグにとどまり、ノルウェーを代表するクラブのひとつとなる。また数々の代表選手を輩出し、国外のプロリーグへ移籍したものもいる。著名な選手の一人にマンチェスター・ユナイテッドのスター選手の オーレ・グンナー・スールシャールである。

リーグ戦の優勝タイトルは縁がなかったが、漸く2011年シーズン (ノルウェー語) にエリテセリエン制覇を果たした。1987年シーズン (ノルウェー語) に、モスFKを迎えたホームゲームで0-2で敗れたため優勝を決められてしまった。その試合では14,615人が詰めかけモルデ・イドレッツパルクでの最多観客動員数を記録した。

2011年のエリテセリエン初制覇以前は、準優勝が7回(1974年、1987年、1995年、1998年、1999年、2002年、2009年)のシルバーコレクターと呼ばれている。特に2009年シーズンはエリテセリエン復帰2年目であったことから注目に値すべきといえよう。

カップ戦において、1982年と1989年に決勝進出したもののどちらも優勝を逃している。1994年にはリンを3-2で下し、初めてのカップ戦制覇を果たした。

特に1990年代末期からは資金を工面するために、ハリー・ヘスタオゲ・ハレイデシェティル・レクダルオーレ・グンナー・スールシャールペッテル・ルディトロン・アンデルセンアンドレアス・ルンヨー・テッセムロブ・フレンドマメ・ビラム・ディウパープ・パテ・ディウフといったスター選手を国外へ移籍させた。

ノルウェーを代表するコーチのオーゲ・ハレイデは、1987年から91年と1993年から97年にモルデを指揮していた。ここ以外にもノルウェー代表ヘルシンボリブロンビーローゼンボリエルグリーテでも監督を務めており、バイキングを指揮している。

2011シーズンよりスールシャールが監督に就任。3月18日の開幕戦はサルプスボルグ08に0-3と大敗し、4月3日に行われたホーム開幕戦トロムソIL戦は2-2の引き分けに終わる。 最終的にリーグ戦では、ローゼンボリには一度も勝てなかったが勝ち点差で上回ったため優勝した。

現在は、3部門に55のチームと約900人の構成員からなるクラブに成長している。[3]

スタジアム

モルデFKの本拠地 アケル・スタディオン
アケル・スタディオンの内部

1998年に落成した現在のスタジアムは、モルデ中心部の海辺に立地しノルウェーを代表するサッカー場である。総工費は2億1200万クローネ(約37億3100万円[4])と投資家シェル・インゲ・レッケ (Kjell Inge Røkke) 、ビョルン・ルネ・イェルステン (Bjørn Rune Gjelsten) の両者からの寄付のおかげで完成した、後に「レッケレッカ (Røkkeløkka) 」というあだ名が付けられることになる。2006年5月4日から レッケ氏の関連企業であるアケルがスポンサーになったことにより、モルデ・スタディオンから現名称であるアケル・スタディオンに改称された。

1998年4月18日、当時の首相でモルデファンのヒェル・マグネ・ボンデヴィークによって正式に開業した。[5] こけら落としの試合は、リールストロムを4-0で下しシーズン最初のホームゲームに13,010人が詰めかけた。[6]記念すべきのゴール第1号はトミー・ベルントセンオウンゴールであった、モルデの選手によるゴール第1号はダニエル・ベルグ・ヘスタであった。[7]モルデ・スタディオンでの最多観客動員数は、1998年9月26日のローゼンボリ戦の13,308人である。[5][8] UEFAチャンピオンズリーグ 1999-2000グループステージ進出に伴い全席に椅子を設けた結果、最大収容人数は11,800人にまで減ることとなった。[9] [5]

現在の本拠地に移転する1998年以前、1955年からモルデ・イドレッツパルク(モルデ・スタディオンガムレ・モルデ・スタディオンと呼ばれていたこともあった)という公営・多目的施設で試合を行なっていた。[10] ガムレ・モルデ・スタディオンは1955年8月28日に落成、こけら落としの試合ではクリスチャンスンに1-0[11] で下し2,500人が詰めかけた。[11] 最上位リーグでの初試合は、1957年7月28日に行われたサンデフィヨルとのリーグ開幕戦で、結果1-1の引き分けに終わった。[11] モルデがフォルシュテ・ディヴィションに昇格した1974年シーズンにメインスタンドの拡張した。[11] ここでの最多観客動員数1987年10月10日に行われたモスFK戦の14,793人でクラブ史上最多を維持し続けている。[1]アケル・スタディオンに移転した今では、SKトレフモルデFK 2の本拠地となっている。

サポーター集団 - トルネクラテット

トルネクラテット (Tornekrattet、直訳:トルネの茂み) は、モルデFKのサポーター集団であるとともに、独立系無党派に属する。1994年のノルウェーカップ決勝戦後にザ・グランリ・ギャング (The Granlia gang) として結成。モルデ・イドレッツパルク(旧スタジアム)時代には観客席の左側立見席上位に陣取っていたが、アケル・スタディオンに移転してからは西側右隅下位に陣取るようになった。現在トルネクラテットは、ノルウェーを代表する老舗サポーター集団のひとつとなり、構成員は約1,100人を数える[要出典]

タイトル

国内タイトル

  • エリテセリエン [3]
    • 優勝:5回 (2011, 2012, 2014, 2019, 2022)
    • 準優勝:11回 (1974, 1987, 1995, 1998, 1999, 2002, 2009, 2017, 2018, 2020, 2021)
    • 3位:3回 (1977, 1988, 1990)

過去の成績

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シーズン ディビジョン カップ 欧州カップ
リーグ 順位
1973 アンレ・ディヴィションB組 181431 581931 1位 準々決勝敗退
1974 フォルシュテ・ディヴィション 221264 401830 2位 準々決勝敗退
1975 フォルシュテ・ディヴィション 22787 272922 8位 4回戦敗退 UC 1回戦敗退
1976 フォルシュテ・ディヴィション 229310 342921 6位 4回戦敗退
1977 フォルシュテ・ディヴィション 221237 312827 3位 1回戦敗退
1978 フォルシュテ・ディヴィション 225215 303912 10位 4回戦敗退 UC 1回戦敗退
1979 アンレ・ディヴィションB組 221273 522231 2位 4回戦敗退
1980 フォルシュテ・ディヴィション 226610 303918 10位 4回戦敗退
1981 アンレ・ディヴィションB組 221093 412029 2位 4回戦敗退
1982 フォルシュテ・ディヴィション 224810 264116 12位 準優勝
1983 アンレ・ディヴィションB組 221741 601838 1位 2回戦敗退
1984 フォルシュテ・ディヴィション 22778 364121 8位 4回戦敗退
1985 フォルシュテ・ディヴィション 22778 253321 8位 1回戦敗退
1986 フォルシュテ・ディヴィション 22769 263320 9位 3回戦敗退
1987 フォルシュテ・ディヴィション 221156 272038 2位 3回戦敗退
1988 フォルシュテ・ディヴィション 221093 403237 3位 準々決勝敗退 UC 1回戦敗退
1989 フォルシュテ・ディヴィション 221147 403237 4位 準優勝
1990 ティッペリーガエン 221246 342940 3位 4回戦敗退
1991 ティッペリーガエン 22769 333827 7位 4回戦敗退
1992 ティッペリーガエン 221138 303022 6位 準々決勝敗退
1993 ティッペリーガエン 225710 233622 10位 準々決勝敗退
1994 フォルシュテ・ディヴィションB組 221336 442542 2位 優勝
1995 ティッペリーガエン 261457 604747 2位 4回戦敗退 CWC 1回戦敗退
1996 ティッペリーガエン 269611 453833 8位 4回戦敗退 UC 予選2回戦敗退
1997 ティッペリーガエン 261367 473645 4位 2回戦敗退
1998 ティッペリーガエン 261664 703454 2位 準々決勝敗退 UC 予選2回戦敗退
1999 ティッペリーガエン 261628 493750 2位 準決勝敗退 CL 1回戦敗退
2000 ティッペリーガエン 261178 464740 7位 準々決勝敗退 UC 1回戦敗退
2001 ティッペリーガエン 261358 544144 5位 4回戦敗退
2002 ティッペリーガエン 261556 482650 2位 3回戦敗退
2003 ティッペリーガエン 269413 324131 9位 3回戦敗退 UC 2回戦敗退
2004 ティッペリーガエン 267109 343731 11位 3回戦敗退
2005 ティッペリーガエン 268612 404630 12位 優勝
2006 ティッペリーガエン 267415 295025 14位 3回戦敗退 UC 1回戦敗退
2007 アデコリーガエン 302235 622869 1位 1回戦敗退
2008 ティッペリーガエン 268612 394331 9位 準決勝敗退
2009 ティッペリーガエン 301758 623556 2位 準優勝
2010 ティッペリーガエン 30101010 424540 11位 3回戦敗退 EL 予選3回戦敗退
2011 ティッペリーガエン 301776 553858 1位 準々決勝敗退
2012 ティッペリーガエン 301956 513162 1位 準決勝敗退 CL 予選3回戦敗退
EL グループステージ敗退
2013 ティッペリーガエン 3012810 473844 6位 優勝 CL 予選3回戦敗退
EL 予選プレーオフ敗退
2014 ティッペリーガエン 302253 622471 1位 優勝 EL 予選3回戦敗退
2015 ティッペリーガエン 301578 623152 6位 準々決勝敗退 CL 予選3回戦敗退
EL ラウンド32
2016 ティッペリーガエン 3013611 484245 5位 3回戦敗退
2017 エリテセリエン 301668 503554 2位 準決勝敗退
2018 エリテセリエン 301857 596336 2位 2回戦敗退 EL プレーオフ敗退
2019 エリテセリエン 302154 723168 1位 3回戦敗退 EL プレーオフ敗退
2020 エリテセリエン 302028 773662 2位 中止 CL プレーオフ敗退
EL ラウンド16
2021 エリテセリエン 3018667040602位優勝 ECL 予選3回戦敗退
2022 エリテセリエン 3025327125781位4回戦 ECL グループステージ敗退
2023 エリテセリエン 30 CL 予選2回戦
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欧州の成績

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  • (Q) - グループステージ通過

出自: [12]

現所属メンバー

2023年9月1日現在[13]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

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No. Pos. 選手名
1 GK ノルウェー ヤコブ・カルストレーム
2 DF ノルウェー マルティン・ビェルンバク
3 DF ノルウェー キャスパー・ウイヴァン
5 MF ノルウェー エイリク・ヘスタット
6 MF ノルウェー マーティン・エリンセン
7 MF ノルウェー マグヌス・ウォルフ・エイクレム (キャプテン)
8 FW ノルウェー フレドリク・グルブランセン
9 FW ノルウェー ヴェトン・ベリシャ
10 MF ノルウェー エリック・キトラノ
12 GK ノルウェー オリヴァー・ペテルセン
14 FW ノルウェー エルリング・クヌツォン
15 MF ノルウェー マルクス・アンドレ・カーサ
16 MF ノルウェー エミル・ブレイヴィク
No. Pos. 選手名
19 DF ノルウェー エイリク・ハウガン
20 MF ノルウェー クリスティアン・エリクセン
21 DF ノルウェー マルティン・リネス
22 FW ノルウェー マグヌス・グレデム
24 MF ノルウェー ヨハン・バッケ
25 DF デンマーク アンドレス・ヘーゲルスケア
28 DF ノルウェー クリストファー・ハウゲン
31 DF ノルウェー マティアス・フィオルトフト・レヴィク
33 MF ノルウェー ニクラス・ウーデゴール
34 GK ノルウェー ペデル・ホエル・レルヴィク
46 MF ノルウェー アンドレアス・エイクレム・ミュクレブスト
- MF アメリカ合衆国 クリスチャン・カピス
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現コーチングスタッフ

監督: ペア=マティアス・ヘグモ
コーチ:
GKコーチ: ペル・マグネ・ミスン

[14]

現経営スタッフ

代表: エイステイン・ニアーラン
ディレクター: タリェ・ノルドストランド・ヤコブセン

[14]

主な記録

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業績達成者・記録
最多出場ダニエル・ベルグ・ヘスタ 698 (2010年終了時)
最多得点ヤン・フグルセ 164
リーグ戦での個人最多得点ヤン・フグルセ 6
(ストレームスゴトセト戦、1976年10月17日)[15]
最長無敗記録21 (1998年)
エリテセリエンでの最大差勝利試合8-0 対モス戦 (1996年4月20日)[16]
エリテセリエンでの最大差敗戦試合0-8 対スターベク戦 (2006年10月29日)[17]
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出自: [18]

歴代監督

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氏名 就任 退任 記録
試合得点失点勝率 %
レイダール・ヴォンネス ノルウェーの旗 2004年1月1日 2005年3月5日 591914267786−9032.20
ボー・ヨハンソン スウェーデンの旗 2005年3月18日 2005年12月31日 33156125755+2045.45
アリル・スタブルム ノルウェーの旗 2006年1月1日 2006年12月31日 3186175473−19025.81
キェル・ヨネヴレット スウェーデンの旗 2007年1月1日 2010年8月30日 125612737233172+61048.80
ウーヴェ・レスラー ドイツの旗 2010年8月31日 2010年12月31日 8620113+8075.00
オーレ・グンナー・スールシャール ノルウェーの旗 2011年1月1日 2014年1月2日 125692531236143+93055.20
トール・オーレ・スクッレルー ノルウェーの旗 2014年1月13日 2015年8月6日 6542121114656+90064.62
オーレ・グンナー・スールシャール ノルウェーの旗 2015年10月21日 2018年12月18日 118661933!055.93
エルリング・モエ ノルウェーの旗 2018年12月19日 2024年12月8日 2741693966!061.68
ペア=マティアス・ヘグモ ノルウェーの旗 2025年1月9日 000000+0!
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所属リーグの歴史 (1963年以降)

さらに見る 1963- 1970, 1971- 1973 ...
1963-
1970
1971-
1973
1974-
1978
1979 1980 1981 1982 1983 1984-
1993
1994 1995-
2006
2007 2008-
1部
2部
3部
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モルデは1958年の選手権大会に出場できたものの、1963年に発足したフォルシュテ・ディヴィションに参戦できたのは1974年からである。[19]

歴代所属選手

ノルウェー・カップ 1994 優勝メンバー

モルテン・バッケトロン・ストランデシンドレ・レクダルフラコクヌート・アンデルス・フォステルヴォルウルリク・メラータリェ・ノルトラン・ヤコブセンアンドレ・ネヴスタシェティル・レクダルダニエル・ベルグ・ヘスタトール・グンナー・ヨンセンオーレ・ビョルン・スンゴトアリルド・スタヴルムベルドン・センダーランヤン・ベルグペッテル・ルディ.[20]

ノルウェー・カップ 2005 優勝メンバー

マーカス・アンドレアソンヨハン・アンドレアス・フセイマテイ・マブリッチロブ・フレンドトミー・エイデ・メスタートニ・カリオクヌート・デルム・リールバックスティアン・オールマグヌス・キールベルグカイ・レベルグトロン・ストランデミティア・ブルルツオイビンド・ギェルデダニエル・ベルグ・ヘスタトマス・モルクペッター・ルディダグ・ロアール・エルサルオイビンド・グラムトルゲイル・ホースマルティン・ヘイムラルス・イヴァル・モルドスクレッドエルレン・オルムボスタマデュ・コナテ, ヨハン・ノストルゲイル・ルード・ラムシルペッター・クリスチャン・シンサース[20]

ノルウェー代表経験者

出自: [21][22]

脚注

外部リンク

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