ランソン市
ベトナムの都市
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歴史と概要
ベトナム北東部、中国国境の町。ハノイから鉄道で約150km、南寧と広州を結ぶ交通と商業と軍事上の要地。西のラオカイとともに古来中国軍の侵入路であった。国境付近にボーキサイト鉱脈が多く発見された。1979年、中越戦争により国境は閉鎖されたが、1992年再開された。
市の中心部を、ランソン省の主要河川であるキークン川(Kỳ Cùng River、ベトナム語: Sông Kỳ Cùng、全長約243km)が流れる。ベトナム国内の多くの川は南シナ海に注いでいるが、キークン川は国境向こう中国側から流れ込み、また中国の広西チワン族自治区に流れていく。かつて、中国軍が川を堰き止めるダムを建設した、稲刈り時期にダムを決壊させてベトナム側に洪水を起こしたこともある。
中国と国境で接しているため、文化的にも中華圏に近く、「ロン・スア・クアイ」(Lợn sữa quay=子豚の丸焼き)、「ビット・クアイ・ラン・ソン」(Vịt quay Lạng Sơn=アヒルの丸焼きランソン風)、「ガー・ター・ロン・ヌオン・タン」(Gà thả rong nướng than=にわとりの炭火焼)といった丸焼き料理が名物となっている[1]。
行政区画
以下の5坊3社を管轄する。
- チーラン坊(Chi Lăng / 枝陵)
- ドンキン坊(Đông Kinh / 東京)
- ホアンヴァントゥー坊(Hoàng Văn Thụ / 黃文樹)
- タムタイン坊(Tam Thanh / 三清)
- ヴィンチャイ坊(Vĩnh Trại / 永砦)
- ホアンドン社(Hoàng Đồng / 黃銅)
- マイファー社(Mai Pha / 枚坡)
- クアンラック社(Quảng Lạc / 廣樂)
