ラーマ
『ラーマーヤナ』の登場人物
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ラーマ(梵: राम、Rāma)は、インド神話の叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公。イクシュヴァーク王朝に生まれた薔薇色の瞳を持つ英雄で、インドの理想君主像であり、ダルマを体現したとされる。シーターを妃とした。
| ラーマ (Rāma) | |
|---|---|
| 理想的な人間、ダルマの体現者、至高存在(ラーマナンディ教団)、ダシャーヴァターラの一員。 | |
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矢を持つラーマ(19世紀初頭の描写) | |
| 他の名前 | ラーマチャンドラ、ラーガヴァ、プルショッタマ |
| デーヴァナーガリー | राम |
| サンスクリット語 | Rāma |
| タミル文字 | ராமர் |
| タミル語 | Rāmar |
| デーヴァナーガリー | राम |
| 位置づけ | ハヌマーン、ラクシュマナ、シーター |
| 住処 | アヨーディヤー、ヴァイクンタ |
| マントラ | ジャイ・シュリー・ラーム、ハレー・ラーマ、ジャイ・シヤー・ラーム、ラーマナーマ |
| 武器 | シャランガ(弓)、矢 |
| 動物 | ヴァナラ(猿族)、ジャターユ(鳥) |
| シンボル | 弓、矢、アヨーディヤー |
| 配偶神 | シーター |
| 親 | ダシャラタ(父)、カウサリヤー(母) |
| 兄弟 | ラクシュマナ、バラタ、シャトルグナ |
| 子供 | ラヴァ、クシャ |
| 聖典 | 『ラーマーヤナ』およびその諸版本 |
| 信仰の中心 |
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| 祝祭 | ラーマ・ナヴァミー、ヴィヴァーハ・パンチャミー、ディーワーリー |
概要
信仰
その他
神話上、特にヴァイシュナヴァ派では、ヴィシュヌのアヴァターラ(化身)であるとされる。神の化身としてのラーマへの信仰は篤く、マハトマ・ガンディーは死の際に「ヘー・ラーム」(神よ)と言った。この「ラーム」とはラーマのことである。 『ラーマーヤナ』の童子編において、ラーマはシーターを娶るためシヴァの弓を引きちぎった。その恐ろしい音は世間全体を震撼させ、パラシュラーマの耳にも届いた。パラシュラーマはラーマの結婚行列の途中に立ちはだかり、力を比べようとしたが、ヴィシュヌの別の弓もラーマに引き開けられると、その姿を見たパラシュラーマはラーマの武勇と徳行を認め、「かけがえのない強者だ」と叫んだ。その後、彼は自らの修行の場へ帰り隠遁した。
