ルリハタ

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ルリハタ(瑠璃羽太、学名Aulacocephalus temminckii)は、スズキ目ハタ科に分類されるハタの一種。地方名として「アブラウオ」とも呼ばれる。ルリハタ属 Aulacocephalus に属する唯一の種である[2]

概要 ルリハタ, 保全状況評価 ...
ルリハタ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : スズキ亜目 Percoidei
: ハタ科 Epinephelidae
亜科 : キハッソク亜科 Diploprioninae
: ルリハタ属 Aulacocephalus
Temminck & Schlegel, 1843
: ルリハタ A. temminckii
学名
Aulacocephalus temminckii
Bleeker, 1854
シノニム
  • Aulacocephalus schlegelii
    Günther, 1859
  • Centropristis saponaceus Valenciennes, 1862
  • Aulacocephalus saponaceus (Valenciennes, 1862)
和名
ルリハタ
英名
Goldribbon soapfish
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分類

本種は1854年にオランダの魚類学者、爬虫両生類学者、医師であるピーター・ブリーカーによって正式に記載された[3]

ルリハタ属は1843年にオランダの動物学者であるコンラート・ヤコブ・テミンクとその弟子でドイツの魚類学者であるヘルマン・シュレーゲルによって記載された[4]

属名はギリシャ語で「笛」を意味するaulosと「頭」を意味するkephalesの合成語である[2]

分布

南日本の太平洋沿岸部、インド・西太平洋域に分布する[5]紅海北部、南アフリカ北部沖、モザンビーク南部、インド洋西部ではコモロ諸島レユニオンモーリシャスモルディブから記録されている。西太平洋では、北は南日本、韓国沖、台湾沖、中国南部、タイ沖やフィリピンオーストラリアニュージーランドノーフォーク島フランス領ポリネシア沖に分布する[1]

生態

水深10m~70mの岩礁域に生息し、海中洞窟や岩の隙間で生活する[5]。刺激を与えると皮膚から粘液毒(グラミスチン)を出す。肉食性で、魚類や甲殻類を捕食する。

特徴

体長25cm[5]。体は鮮やかな青色で、口から目を通って尾鰭まで続く、体の背縁にそった目立つ鮮黄色帯がある[5][6]。幼魚は体が黄色く、体側面上部が藍色[6]。口は大きい。背鰭が9棘12本の軟条、臀鰭は3棘9本の軟条からなる[5]。尾鰭は丸みを帯びた截形[7]

人との関わり

鮮やかな体色のため、まれに観賞魚としてアクアリウムで飼育される。

出典

参考文献

関連項目

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