ㆅ
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音韻
訓民正音初声体系の全濁の喉音に入れられており、訓民正音の世宗序では「ㅎ喉音如虚字初發聲、竝書如洪字初發聲」と規定されている。ここでいう全濁は朝鮮語では濁音(有声音)ではなく、当時においても硬音であったと考えられており、この字母は喉音/ㅎ/の硬音を表したと推定される。ただし、その現れる条件は限られており、必ず/ㅕ/ [jə]の前で使われ、ᅘᅧという語幹をもつ動詞としてのみ存在した。『円覚経諺解』(1465年)以降の正書法では単に혀で表記されたが、その音価は残っていたと考えられ、17世紀の文献にはᄻを使ってᄻᅧと記述された例が見られる。その後、/ㅆ/[s']または/ㅋ/[kʰ]へと音韻変化した。
なお訓民正音によれば全濁であるため、理論上、終声に用いれば「入声」となるとされていたが、ㆅが終声に用いられた例は歴史的に皆無であり、終声ㆅはUnicodeにも未収録である。
字形
文字コード
| 名称 | 種類 | コード | HTML実体参照コード | 表示 |
| HANGUL LETTER SSANGHIEUH | 単体字 | U+3185 | ㆅ | ㆅ |
| HANGUL CHOSEONG SSANGHIEUH | 初声用 | U+1158 | ᅘ | ᅘ |