一目ぼれ
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一目ぼれに関する研究の問題点等
離婚との関係
アメリカ合衆国の調査によると「一目惚れで結婚した夫婦は上手くいきやすい」というデータがあり、同国の離婚率は50%だが、一目惚れで結婚した女性の離婚率は10%以下である[1]。
一目惚れ夫婦が離婚しにくい理由として、以下の説が挙げられている[1]。
- 遺伝子が遠い夫婦ほど健康的で丈夫な子供が生まれるそうで、女性には「自分の遺伝子から遠い男性」を嗅ぎ分ける能力が備わっており、一目惚れと思っていても実は遺伝子で選んでいる。
- 一目惚れの片想いから始まり、アプローチや告白などの過程を経て実らせた恋は、特別な価値があるものだと思い込み、手放したくないという気持ちが強くなる(所有効果)。
- 一目惚れは直感的に相手を好きになるため、相手の条件(収入、ルックスなど)はあまり気にならず、相手に求める条件が低くなる。
- 人間は本能的に考え方が似ていたり、行動パターンが近かったりする(=価値観が似ている)相手に一目惚れする傾向がある(因みに、日本に於いて最も多い離婚原因は「価値観(性格)の不一致」)。
創作の一目ほれ
恋愛ドラマ映画において、主人公が相手に一目惚れする場面を物語の起点とする手法は、ジャンルの定番として広く用いられるが、しばしば「ご都合主義的」または「作為的」であるとの批判を受ける。この手法は、偶然の出会いから即座に強い恋慕が生じることで以降の展開を推進するが、現実的な関係構築プロセスを大幅に省略している点が問題視される。 例えば、『シンデレラ』(2015年実写版)に映画ライター前田有一による批評では、森での出会いから一目惚れする展開を「ご都合主義にはどうしてもついていけない」と指摘し、男視点でのナンパ的アプローチの非現実性を強調するなど、一目惚れが強引なアプローチや障害の克服を正当化する装置として機能するが、これにより物語全体が非現実的で予定調和的になりやすいとの指摘がある。[2]