丈夫
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概要
本来は「身長1丈の男」の意で、周王朝がかつて1丈(約180センチメートル)を成人男性の身長を基準とした身体尺として設定したことから、転じて一人前の男、立派な男子を意味する様になったものである。
日本における意味の変化
日本において「丈夫」という言葉が用いられている最古の例は、奈良時代に成立した『藤氏家伝』上巻に見える『雄壮丈夫二人』という文言であり、この時点では原義同様「一人前の男」という意味で用いられていた。しかし中世末より転じて「非常にしっかりとしていて気強い様」を表現する用法が多用されるようになり、「大丈夫」もほぼ同じ意味合いで用いられるようになった。
ところが、近世に入ると丈夫と大丈夫の間にも意味の相違が起こり、明治に入ると、丈夫が「堅固な様子」、大丈夫は「危なげのない様子」を表すという現在の用法が確定した。