中央セム諸語
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概要
特徴
音声上、強調音はほかの西セム語(エチオピアの諸言語や現代南アラビア語)では放出音として実現されるが、中央セム語、とくにアラビア語では咽頭化子音(ただし q は口蓋垂音)が現れる[4][5]。
形態上は、未完了形の語幹がアッカド語・エチオピアの言語・現代南アラビア語に残る(セム祖語に由来する)形であるC1aC2C2VC3ではなく、C1C2VC3の形をしていることがあげられる。たとえばアラビア語で「彼は殺す」(語根 q-t-l)は ya-qattal にはならず、ya-qtulu として現れる(ヘブライ語では yi-qṭol)。この語幹は表面的には要求法[6](jussive)の形である ya-qtul に類似している[7]。
下位分類
批判
アラビア語は北西セム語でなく、従来どおり南セム語に近いとする学者もある。両者に共通な特徴としては p の摩擦音化、長母音を持つ動詞語幹(アラビア語の第三・第六派生形)、不規則複数などが挙げられる[10]。