中座
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概要
道頓堀の近くにあり浪花座、角座、朝日座、弁天座とともに「道頓堀五座」と呼ばれた。
1653年(承応2年)、道頓堀開削時に周辺に多く設けられた芝居小屋のひとつとして、同じ場所に中之芝居の名が確認されている。 1806年(文化3年)、摂州大坂地図に竹本座、角座、豊座、竹田座と並んで道頓堀五座と記されている。 1928年(昭和3年)火災により焼失、1930年(昭和5年)台風により倒壊、1945年(昭和20年)3月13日大阪大空襲により全焼と、何度も失われその都度再建を繰り返している。 戦後も、1948年(昭和23年)に木村組の大阪支店長、安倍恒夫の施工により再建され、藤山寛美が松竹新喜劇の上演の拠点にするなど、上方芸能を支えた。 1999年(平成11年)、老朽化と営業不振により閉館され、大阪府指定文化財の破風を残し取り壊された。
かつて中座の奈落に祀られていた「柴右衛門狸大明神」が同ビルの4階に移されたが、2000年に「里帰り」し、現在は洲本八幡神社に祀られている。
解体時の事故
中座くいだおれビル
中座の跡地は、アルゼ株式会社(現ユニバーサルエンターテインメント)の子会社株式会社システムスタッフ(後にアルゼマーケティングジャパンに商号変更、更にその後アルゼに吸収合併)が取得し、22億円をかけて[4]、地上6階、地下1階建ての商業テナントビル「アルゼ道頓堀ビル」を建設、2004年(平成16年)2月に竣工、パチンコ「ガイア道頓堀店」と飲食店が入居し同年4月に開業した。飲食店フロアはセラヴィリゾートが運営する「セラヴィスクエア中座」と称していた。なお、セラヴィリゾートは2008年(平成20年)に会社更生法の適用を申請する。
2007年(平成19年)6月、東京建物不動産販売などが運用するジーティースリー特定目的会社に94億3千万円で売却された。なお、売り主のシステムスタッフ簿価は土地49億1千万円、建物16億2千万円、合計65億3千万円であった[5][6]。
2009年(平成21年)7月に閉店したくいだおれの名称を借り受け「中座くいだおれビル」となり、くいだおれ太郎が1年ぶりの復活を遂げ、「中座」の名前も復活した。ザイマックスプロパティズ関西が運営した。
2015年(平成27年)2月、グロブナー・グループと東京建物不動産販売が組成した特定目的会社が、約100億円で香港の投資ファンドであるダイナスティ・ホールディング傘下の特定目的会社へ売却した[7][8]。
2017年(平成29年)3月に、野村不動産マスターファンド投資法人が116億円で取得した[9][10]。野村不動産コマースが運営している。
