中江要介
日本の外交官、劇作家 (1922–2014)
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人物
1922年(大正11年)、大阪府生まれ[1]。北野中学校、旧制第三高等学校[1]を経て、京都大学法学部卒業[1][2]、外務省に入省[1]。チャイナ・スクールと誤解されることが多いが、実際はフランス語研修を受けたフレンチ・スクールで、条約局と国連外交が長い。
若い頃は演劇青年で学徒動員の経験をもち、「霞完(かすみ かん)」のペンネームでバレエの台本を執筆しており、『いのち』は東京とベオグラードにおいて、『動と静』は東京とカイロにおいて、『蕩々たる一衣帯水』は東京と北京において、それぞれ上演された[1][2]。著書に『中国の行方-残された社会主義大国』『日中外交の証言』、自伝的なエッセイ集として『らしくない大使のお話』があり、みずからの人生を振り返りつつ、数々の外交秘話を紹介している[2]。
2014年3月6日、老衰のため死去。91歳没。
靖国参拝を巡る逸話
経歴
- 1947年京都大学法学部卒、外務省入省。
- 1952年5月 在フランス大使館
- 1954年8月 条約局
- 1958年11月 在ブラジル大使館
- 1961年8月 国連代表部
- 1964年5月 条約局法規課長
- 1967年8月 在ヴェトナム大使館公使
- 1969年5月 在フランス大使館公使(ユネスコ常駐代表)
- 1971年8月 アジア局外務参事官
- 1974年3月 アジア局次長
- 1975年9月 アジア局長
- 1978年11月 駐ユーゴスラヴィア特命全権大使
- 1982年7月 駐エジプト特命全権大使(南イエメン兼轄)
- 1984年6月 駐中華人民共和国特命全権大使
- 1987年10月 原子力委員会委員
- 2014年3月6日 老衰のため死去[5][6]。91歳没。没後、従三位に追叙された[7]。
著書
- 『中国の行方―残された社会主義大国 明日の日中関係が世界の潮流を変える』KKベストセラーズ 、1991年9月。ISBN 4584181209
- 『らしくない大使のお話』読売新聞社、1993年2月。ISBN 4-643-93007-1
- 『アジア人の戦後50年―共通認識を求めて』亜細亜大学アジア研究所、1996年5月。ISBN 4900521108
- 『日中外交の証言』蒼天社出版、2008年3月。ISBN 4901916238