仲源寺
京都市東山区にある浄土宗の寺院
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歴史
『仲源寺略縁起』によれば[1]、当寺は治安2年(1022年)に仏師定朝が、自ら護持していた聖徳太子作の地蔵菩薩像を胎内に納めた丈六の地蔵菩薩像を制作し、それを本尊として自ら開山となって開かれたと伝えられる[1][2]。当初は四条大橋の東北にあったとされるが[2]、その後衰微している。
鎌倉時代の安貞2年(1228年)に鴨川が大雨で洪水となった際、防鴨河使の中原為兼が河原にあったこの地蔵菩薩像に止雨を祈ったところ雨がやんで洪水も治まったことから、この地蔵は「雨やみ地蔵」と呼ばれるようになり、霊験あらたかとされた[2]。そして、朝廷から「中原」の名字をもじって「仲源寺」という寺号が下賜されたという。また、後堀河天皇の勅願寺ともされた[2]。
本尊の地蔵菩薩は当初「雨やみ地蔵」と呼ばれていたが、次第に「目やみ地蔵」と呼ばれるようになり、参拝すると目の病が治るとされ盛況した。江戸時代には名地蔵の一つに数えられている[2]。
境内
- 本堂 - 本尊の「目やみ地蔵」を祀る。
- 観音堂 - 木造千手観音坐像(重要文化財)を祀る。洛陽三十三所観音霊場第16番札所[2]。
- 地蔵堂
- 庫裏
- 山門
文化財
前後の札所
- 洛陽三十三所観音霊場
- 15 六波羅蜜寺 - 16 仲源寺 - 17 妙法院三十三間堂
- 通称寺の会(めやみ地蔵)
年中行事
所在地
- 京都府京都市東山区四条通大和大路東入ル祇園町南側585-1