切土
地面を掘り抜いたり勾配を切り開いて通した道、鉄道、水路
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土工
掘割
目的
鉄道・道路を建設する際、丘陵地などで線路・道路の通る部分のみを深く掘り下げ、その底に線路・道路を建設することがあり、これを「掘割」という。丘などの斜面に左右されないため縦断勾配が緩和されるほか、掘割区間では交差する交通とは必然的に異なる面に位置するため立体交差にできる。また、都市近郊の高速道路では高架橋による日照問題や騒音問題を回避する目的で掘割(もしくは蓋掛けの掘割)を採用する区間も多い。
ロンドンでは都心部に鉄道を通すために掘割が多く用いられており、英語では「shallow trench(浅い溝)」などと表現される[4]。 このような掘割区間に作られた鉄道駅を、掘割駅という。
掘割式道路
都市高速道路では、密集した市街地の中を道路が走るので、一般に高架式で建設されるのが普通である[5]。高架式道路は、騒音、排気ガス、日照権などの環境問題が取りざたされることがあり、掘割式道路は、これら課題を解決する方法として考案された道路の構造である[5]。地面を掘って地下に高速道路を通し、トンネルのように密閉されたものではなく天井は全開にするか、あるいは一部分上だけに蓋(ふた)をして部分的に天井が開放される[5]。騒音のほとんどが遮断され、沿線住民の日照権が侵される恐れがない、蓋をした上の土地を通路や公園に整備するなどスペースを活用できるというメリットがあり、一方で、建設費は高架式よりもかかるというデメリットがある[5]。日本での採用例として、常磐自動車道の柏インターチェンジ付近がある[6]。
