初音姫
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伝承概略
資料抜粋
『伊勢市民話の旅』には、
戦国のむかしな。波切には城があった。そこの殿さまに初音姫という、そりゃあ賢くてうつくしい姫がおった。(中略)ある日、澄隆は初音に、籐九郎のもとにとつぐようきつく言いきかせた。初音は嫌がった。
と書かれているとおり、初音姫は澄隆の娘とされる伝承が受け入れられていることがわかる。
汗かき地蔵の看板(霊汗地蔵由来)には、
天文年間波切城主九鬼殿の世に兼宗と言う悪人継母と語らい、初音姫の首を討つたところ地蔵忽ち変じて姫となつたので姫は安奉其の刀痕は尊像に残つています
と書かれており、看板にある“天文”の記述が正しいとするならば、初音姫を天文21年出生の澄隆の娘とする伝承には無理が生じる。また、ここに書かれている“兼宗と言う悪人”は、『伊勢市民話の旅』に照らせば許婚の甲賀籐九郎ということになる。
大王町観光協会のパンフレットには、
とある。
いずれも伝承がベースであり文献に乏しい。
関連項目
作品
- 志津三郎『九鬼嘉隆 信長・秀吉に仕えた水軍大将』(PHP研究所、1995年)ISBN 4569567916 - 川面氏の娘として登場。
- パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語(スクウェア・エニックス、2026年) - 人魚伝説と絡めた解釈で登場。
参考資料
- 霊汗地蔵由来の看板
- 大王町観光協会のパンフレット
- 伊勢市民話の旅 - 伊勢市内企業が発行