別海駅

かつて北海道野付郡別海町にあった北海道旅客鉄道の駅 From Wikipedia, the free encyclopedia

別海駅(べっかいえき)は、かつて北海道野付郡別海町(べつかいちょう)別海旭町に設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)標津線廃駅)である。電報略号ヘカ事務管理コードは▲111723[2]

所在地 北海道野付郡別海町別海旭町
北緯43度23分35秒 東経145度7分37秒
所属路線 標津線(支線)
キロ程 23.7 km(中標津起点)
概要 別海駅, 所在地 ...
別海駅
別海駅(1989年3月)
べっかい
Bekkai
平糸 (5.5 km)
(12.3 km) 奥行臼
所在地 北海道野付郡別海町別海旭町
北緯43度23分35秒 東経145度7分37秒
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 標津線(支線)
キロ程 23.7 km(中標津起点)
電報略号 ヘカ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1933年昭和8年)12月1日[1]
廃止年月日 1989年平成元年)4月30日[1]
備考 標津線廃線に伴い廃駅
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1977年の別海駅と周囲約500m範囲。上が中標津方面。駅舎が改築されたばかりの頃の写真。両方向に車両が見え、別海駅で行き違いが行われている状況が見て取れる。駅裏のストックヤードは殆んど使われていない。駅横の貨物積卸場付近から本線横の小道を2ブロック北上し、90°西へ曲がって道道243号上を中西別へ向かっていた殖民軌道西別線の痕跡は跡形も無い。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成

歴史

  • 1933年(昭和8年)12月1日国有鉄道標津線の西別駅(にしべつえき)として開業[1]一般駅[1]。釧路機関庫西別駐泊所設置。
  • 1934年(昭和9年)10月1日:釧路機関庫西別駐泊所廃止。
  • 1949年(昭和24年)4月22日:同日より木炭ガスによる自家発電により、電灯点灯開始[3]
  • 1976年(昭和51年)
    • 8月:駅舎改築に着手[4]。これに際して別海町が鉄道利用債を負担[4]
    • 12月1日:新駅舎落成。別海駅に改称[1][5][4]。併せて別海町により駅前広場・駐車場・バス乗降場・緑地・観光案内所を整備[4]
  • 1980年(昭和55年)4月30日:貨物の取り扱いを廃止[1]
  • 1984年(昭和59年)2月1日荷物の取り扱いを廃止[1]
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[1]
  • 1989年(平成元年)4月30日:標津線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]

駅名の由来

旧称である西別は旧地区名であり、現在の西別川のアイヌ語名「ヌウㇱペッ(nu-us-pet)」(豊漁の・川)に由来する[6][7][8][9]

その後1976年(昭和51年)の駅舎改築に際して、町名に合わせる形で改名されている[4]。この改名に際し、別海町は各種表記の修正や乗車券類の廃棄費用として、456,516円を負担している[4]

なお、駅名は「べかい」であるが、のちに町名の読みは公的には「べかい」に統一されている。また「別海」の地名自体は本来、同町海岸沿いの本別海地区のアイヌ語名を発祥とするが、1934年(昭和9年)に村役場が西別に移ったことで地名も移動した[6][10]

駅構造

貨物及び荷物取り扱い廃止までは、駅舎に接する単式ホームと島式ホームからなる国鉄型配線の2面3線を有する列車行き違い可能駅であった。このうち島式ホームの外側の線は副本線として主に貨物の留置き、あるいは構内東側からの貨物の積降用に使用された。駅舎は構内の西側(中標津方面に向かって左側)にあり、駅舎横の中標津側には貨物積降場が設けられ、中標津側から駅舎横まで貨物積降線が1本引き込まれていた。このため駅舎前のホームは厚床寄り、島式ホームは中標津寄りにずれて置かれ、駅舎側ホームの駅舎正面から島式ホームの厚床側端へ線路を横切る形で連絡通路があった。

貨物及び荷物取り扱い廃止後は副本線と貨物積降線が撤去され、廃駅となるまで相対式(※単式と島式の片面使用)ホーム2面2線を有する列車行き違い可能駅であった。

廃止時点での駅舎は1976年(昭和51年)に落成した鉄骨造平屋のものであった[4]。駅の近くには、この線が完成する以前の1929年(昭和4年)から1956年(昭和31年)まで、最盛期の1939年(昭和14年)から1949年(昭和24年)には別海町上春別の春日停車場を経て同線本線の西春別駅前(新西春別停車場)まで繋がる、殖民軌道西別線の停車場が置かれていた。

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

さらに見る 年度, 乗車人員 ...
年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均
1978年(昭和53年) 214 [11]
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駅周辺

現況

別海町鉄道記念公園に保存される駅名標

隣の駅

北海道旅客鉄道
標津線(支線)
平糸駅 - 別海駅 - 奥行臼駅

脚注

関連項目

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