制多迦童子

不動明王の眷属 From Wikipedia, the free encyclopedia

制多迦童子(せいたかどうじ)[1]、梵名チェータカ (Ceṭaka[2]) は、不動明王の眷属、「制吒迦」と「制託迦」とも音写される。八大童子の第8番目である。

運慶作『制多迦童子像』(国宝『木造八大童子立像』のうち)、金剛峯寺所蔵

概要

龍湫周沢写『不動明王二童子像』(メトロポリタン美術館所蔵) 龍湫周沢写『不動明王二童子像』(メトロポリタン美術館所蔵) 龍湫周沢写『不動明王二童子像』(メトロポリタン美術館所蔵)
龍湫周沢写『不動明王二童子像』(メトロポリタン美術館所蔵)

不動三尊において、矜羯羅童子(こんがら Kiṃkara)と共に不動明王の脇侍を務める。通常は不動明王の右(向かって左)に位置する。

「制多迦」とは、サンスクリットで奴僕や従者を意味する。

十五歳ほどの童子の姿をしており、五智如来における「五智」示す五髻を結び、肌は紅蓮色である。左手には金剛杵、右手には金剛棒を持つ。瞋心悪性であり、袈裟は着けず、天衣のみを頸と肩に無造作に巻きつけている。

真言・種子・三昧耶形

真言

「オン・キャラマ・セイタカ・ウンパッタ・ナン」
(oṃ karma śaiṭak ūṃ phaṭ ṇāṃ)
※経典には「oṃ karmma ceṭaka hūṃ hūṃ phaṭ ṇaṃ」と書かれている。

種子

種子(種子字)は (ṭ) 、あるいはセイ (śai)、またはセイタカ (śaiṭak)

三昧耶形

三昧耶形金剛杵、あるいは金剛棒

脚注

関連項目

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