十界
天台宗の教義において、人間の心の全ての境地を十種に分類したもの
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六道(ろくどう)
四聖(ししょう)
四聖とは、天台宗において六道輪廻に付加された4つの世界を指す。六道輪廻の教えが、インドの文化や宗教の伝統的な寓話的世界から成立し、仏教に取り入れられたのに対して、むしろ仏教的解釈の中から生まれた人間の精神状態や、仏教における覚りに関する教えといった意味合いが強い。この四聖を悟界(ごかい)という。最初の二つは「声聞」(しょうもん)と「縁覚」(えんがく)と呼ばれる小乗の「阿羅漢」による世界、次は大乗の「菩薩」による世界、そして最後はそれらを越える存在として、仏陀や諸仏を指す「如来」の世界を表している。
- 羅漢界
- 仏法を学んでいる状態。仏法に限らず、哲学・文学・物理学、さらには大衆娯楽や子供の戯言に至るまで「学ぶ」状態を指す。
- 縁覚界
- 仏道に縁することで、自己の内面において自意識的な悟りに至った状態。仏界における「悟り」とは根本的に異なる。
- 菩薩界
- 仏の使いとして行動する状態。自己の意思はともかく「行動」そのものを指すとされる。
- 仏陀界
- 悟りを開いた状態。