微分可能な写像 f (x) の n 回反復 f n(x) の微分係数は、(f n)′(x) などのように記される。x ∈ ℝ とする。2回あるいは3回反復の微分は、連鎖律より


となる。これを n 回まで拡張すると (f n)′(x) は

で表される。最初の点を x0 として各反復の写る先を (f 1)′(x0) = x1, (f 2)′(x0) = x2, …, (f n)′(x0) = xn と表すとすれば、(f n)′(x0) は次のようにも表される。

点 x0 が周期 m の周期点だとすれば、Perm(f ) の各点の m 回反復の微分係数は次のように互いに等しい。

周期点の微分係数によって、周期点の安定性が判別できる。