叙階

From Wikipedia, the free encyclopedia

オルド: Ordo)は、カトリック教会の七つの秘跡の一つ。ラテン語[1]では特に区別されないが、日本語では聖職者の任命を叙階(じょかい)、その位階を品級(ひんきゅう)や聖品(せいひん)と呼ぶ。

カトリック教会における叙階
正教会における、至聖所での輔祭叙聖の場面。(フィンランド正教会。画像の詳細は神品機密を参照)

概説

中世より、カトリック教会の位階制度では、聖職位階として「司祭助祭副助祭」の上三段、および「侍祭祓魔師読師守門」の下四段の合わせて7つの位階が存し、トリエント公会議において公式に教理として定められた。

しかし、第2バチカン公会議においては、叙階の秘跡の充満が司教職にあることが確認され、聖職位階は司教・司祭・助祭と定められた。また、助祭に属する副助祭が聖職位階の下位に変更され、さらに教皇パウロ6世1972年8月15日の自発教令『ミニステリア・クエダム(Ministeria quaedam)』により、これまで聖職位階の下位にあったものは位階制からは除外され、読師は「朗読奉仕者」、侍祭は「祭壇奉仕者」として信徒の使徒職、奉仕職となった。

カトリックのローマ典礼において聖職位階を受けるものは男性で、終生独身でなければならないが、終身助祭に関しては既婚者を認めることもある。一般的に司祭に対しては神父という敬称が用いられている。

なお、カトリックにおいても、東方典礼カトリック教会など非ローマ典礼の場合、司祭の妻帯が認められている。またローマ典礼においても聖公会からの改宗司祭の場合、特例として妻帯が認められることがある。

他教派との比較

正教会では神品機密(叙聖)に相当する。また、正教会の「神品」は「聖品」に相当するが、これは訳語の問題であり、ラテン語やギリシア語では全く同じである。

聖公会では聖職者按手(叙任)に相当するが、聖奠ではなく聖奠的諸式に位置づけられる[2][3]プロテスタント教会では按手礼に相当するが、サクラメントとは位置づけられていない。

脚注

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI