叶恭弘
日本の漫画家 (1970-)
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経歴
高校時代まで北海道で過ごす。投稿作「BLACK CITY」が1992年1月期第83回ホップ☆ステップ賞にて入選、同作がそのまま『週刊少年ジャンプ増刊』1992 AUTUMNに掲載され、好評を博す[3]。
それ以降、『週刊少年ジャンプ(WJ)』や増刊誌で読切作品を発表し続け、1996年には短編集『BLACK CITY』を発刊。その他、夢幻原作の『MIDNIGHT MAGIC』の読切漫画と小説の挿絵を担当。
その後、叶自身が「年平均一本というノロノロペース」[4]と述べる執筆間隔で読み切り作品の発表を続け、2002年『週刊少年ジャンプ』24号より『プリティフェイス』を連載開始(2003年28号で連載終了)。
2003年に短編集第2弾『TOKYO ANTS』を発刊した後、いくつかの読切を発表する。『週刊少年ジャンプ』2006年23号より、『エム×ゼロ』を連載開始(2008年25号で連載終了)。また、同作連載中に3作目の短編集『Snow in the Dark』を発刊。
その後も、『赤マルジャンプ』や『ジャンプSQ』などで新作読切を発表。『週刊少年ジャンプ』2011年31号より、『鏡の国の針栖川』を連載開始(2012年10号で連載終了)。
『週刊ヤングジャンプ』2013年7号に初の青年雑誌向けとなる『ヴェツノバ』、『週刊少年ジャンプ』同年21号に『ぶらんにゅー SCHOOL DAY』、2014年のデジタル増刊号『ジャンプLIVE』2号に『WHITE東京』等、読切作品を中心に活動を続ける。
2014年9月より、ウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』にて連載『KISS×DEATH』を開始(2018年4月で連載終了)。2020年2月より、『少年ジャンプ+』にて連載『きるる KILL ME』を開始(2022年、58話で休載することが発表され、2026年現在も休載中)。
作風
- 作風について
- ラブコメ的な要素の強い作品を多く手がけているが、作者自身は描いていて楽しかった読切作品として(シリアスなストーリーの)「PROTO ONE」「Snow in the Dark」を挙げており「基本的に暗い話を描くのが好きなようだ」とのこと[5]。
- 『エム×ゼロ』『鏡の国の針栖川』など連載作品を中心に、どちらかといえば非科学的な題材が多いが、本人は非科学的なものは信じないタイプ。ただ、映画や漫画ではそういうジャンルは大好きで「そういう(非科学的な)題材でないとなかなか見ようとは思わないくらい」と語る[6]。
- デジタル作画について
- 「仕事の遅い僕としては週刊連載というのはほとんど不可能に近い」[7]と自評するほどゆっくりとした執筆ペースであり、作業時間短縮のために中期作品から3DCGやデジタル作画も積極的に取り入れている。
- しかし、デジタル化の便利さは認めつつも、自身の手描きへのこだわりから「作画の快感が創作活動のエネルギーの一部なので、(『鏡の国の針栖川』で完全デジタル作画化したことを)少々後悔している」とコメントしている[8]。
作品リスト
すべて2026年現在。
漫画作品
各作品の詳細などについてはリンク先の各記事を参照
- 掲載誌は全て集英社発行
- 『週刊少年ジャンプ』の増刊については「WJ増刊 《個別誌名》」の形で記載
- 掲載誌のソートは刊行頻度(週刊)を除いた名称で行う。また、『週刊少年ジャンプ』の増刊号については個別の誌名を無視し、「少年ジャンプの増刊号」としてソートする
- 「収」欄は収録単行本を「略号x-y」の形で記載。略号対応は#単行本を参照。「x」は収録巻、「y」は各単行本内での収録順を示す
| 連載作品 | 読切作品 |
| タイトル | 種 | 掲載誌 | 収 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 01 | BLACK CITY | 読切 | WJ増刊 1992年オータムスペシャル | 短1-1 | ジャンプデビュー作。超能力者達の戦いを描く |
| 02 | 恵太二人 | 読切 | 週刊少年ジャンプ 1993年12号 | 短1-2 | 二重人格を持った暗殺者を描いた作品 |
| 03 | MIDNIGHT MAGIC | 読切 | 週刊少年ジャンプ 1994年49号 | - | 原作:夢幻。吸血鬼探偵の物語 |
| 04 | PROTO ONE | 読切 | WJ増刊 1995年オータムスペシャル | 短1-3 | 平凡な家庭に育つ一郎の日常は、 彼そっくりの少年に出会った事で狂い始める。 作者渾身のシリアスSF作品 |
| 05 | JEWEL OF LOVE | 読切 | WJ増刊 1996年WINTER | 短1-4 | 現実化したゲームキャラを描いた作品 |
| 06 | 蝶 -swallow tail- | 読切 | WJ増刊赤マルジャンプ 1998WINTER | 短2-4 | 絵柄を大きく変えたホラー漫画 |
| 07 | ENMA | 読切 | WJ増刊赤マルジャンプ 1999SUMMER | 短2-2 | 嘘を見抜く能力を持った刑事の活躍を描く |
| 08 | enma | 読切 | 週刊少年ジャンプ 2000年25号 | 短2-3 | 原作:大河原遁、「ENMA」の前日談 |
| 09 | TOKYO ANTS | 読切 | WJ増刊赤マルジャンプ 2001WINTER | 短2-1 | 超巨大企業の裏で暗躍するエージェント達「ANTS(蟻)」を描いた作品 |
| 10 | プリティフェイス | 連載 | 週刊少年ジャンプ 2002年24号 - 2003年28号 | P | 交通事故と整形手術と誤解の結果、ヒロインの双子の姉と 入れ替わり生活を送る事になってしまった少年の物語 |
| 11 | プリティフェイス番外編 逃げて走って修学旅行 | 読切 | WJ増刊赤マルジャンプ 2003SUMMER | P6 | 後日談。修学旅行中の那須温泉での話 |
| 12 | 桐野佐亜子と仲間たち | 読切 | 週刊少年ジャンプ 2004年19・20号 | 短3-4 | 原作:二戸原太輔。超能力「天啓」を悪用する犯罪者達と、 それと対決する個人事務所の物語 |
| 13 | し〜もんき〜 | 読切 | WJ増刊赤マルジャンプ 2004SUMMER | 短3-2 | 孤島の研究所を舞台にしたラブコメディ |
| 14 | Snow in the Dark | 読切 | WJ増刊赤マルジャンプ 2004WINTER | 短3-3 | 童話『白雪姫』を元にしたダークファンタジー |
| 15 | MP0 | 読切 | 週刊少年ジャンプ 2005年03・04合併号 | 短3-1 | 「エム×ゼロ」のプロトタイプ作品 |
| 16 | エム×ゼロ | 連載 | 週刊少年ジャンプ 2006年23号 - 2008年25号 | M | 魔法が使えない事を隠し、魔法学校に通う主人公の奮闘を描いた 学園コメディ |
| 17 | ドキドキSUMMER BEACH | 読切 | WJ増刊赤マルジャンプ 2008SUMMER | - | 沖縄へ修学旅行に来た男女のラブコメディ。袋とじオールカラー8P |
| 18 | 赤ずきんエリーザ | 読切 | WJ増刊赤マルジャンプ 2009SPRING | - | 童話『赤ずきん』を元にした艶笑コメディ |
| 19 | L∞P | 読切 | ジャンプスクエア 2009年8月号 | - | 同じ運命を繰り返す男の奇妙な物語 |
| 20 | ゴースト・ジム | 読切 | WJ増刊ジャンプNEXT! 2010SUMMER | - | 19世紀を舞台にしたマッド・サイエンティストとメイドの ドタバタコメディ |
| 21 | 鏡の国の針栖川 | 連載 | 週刊少年ジャンプ 2011年31号 - 2012年10号 | か | 呪いの鏡に閉じ込められてしまった男の不思議な恋愛物語。 連載終了直後に番外編が掲載されたが作者判断[9]により単行本未収録 |
| 22 | ヴェツノバ | 読切 | 週刊ヤングジャンプ 2013年7号 | - | 初の青年誌向け作品。SNSをモチーフにしたVR漫画 |
| 23 | ぶらんにゅー SCHOOL DAY | 読切 | 週刊少年ジャンプ2013年21号 | - | 中学時代までモテなかった男女2人の「高校デビュー」物語 |
| 24 | WHITE東京 | 読切 | ジャンプLIVE 2号 | - | 記録的な豪雪に見舞われた東京を舞台にしたラブコメディ |
| 25 | KISS×DEATH | 連載 | 少年ジャンプ+ 2014年1号 - 2018年4月5日 | K | 地球人に寄生し潜伏する宇宙犯罪者との戦いを描くSFラブサスペンス |
| 26 | きるる KILL ME | 連載 | 少年ジャンプ+ 2020年2月23日 - 連載中 | き | 美少女暗殺者に恋をした主人公は驚くべき行動に出る。 先が読めない展開の極限ラブコメディ(2022年、58話で休載を発表、2026年現在も長期休載中) |
単行本
書誌情報の詳細などについてはリンク先の各記事を参照。
- いずれも集英社の〈ジャンプ・コミックス〉より新書判で発行。
- デフォルトでの表記は初巻の発行順とし、短編集については最後にまとめた。
- 「略」欄は上記#漫画作品の収録欄で用いている略号を示す。
| 連載作品 | 短編集 |
その他
- MIDNIGHT MAGIC(全7巻・ジャンプ ジェイ ブックス・原作:夢幻) - 挿絵
- ドラゴンボール完全版15巻初版特典「龍珠子供」 - イラストを寄稿
- 超こち亀 - イラストを寄稿
- ボボボーボ・ボーボボ 爆闘ハジケ大戦 - コンピュータゲーム。製作に携わっている。