周敦頤
北宋の儒学者
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経歴
著書
『太極図説』
→「太極図説」も参照
『易経』繋辞上伝にある「易に太極あり、これ両儀を生じ、両儀は四象を生じ、四象は八卦を生ず(易有太極、是生兩儀、兩儀生四象、四象生八卦)」の概念、および陰陽思想・五行思想を関係づけて解説し、創案した図象を提示した。図を説明する文章自体は短く約250字程度。図によれば、「太極」が森羅万象の根源であり、陰陽と五行の錯綜によって万物が生成されていくとされる。
『通書』
→「通書 (周敦頤)」も参照
『通書』は、『太極図説』を踏まえて道徳などについて述べたものである。周敦頤は、「太極」を儒学の重要経典『中庸』の中で示される「誠」と結びつけた。人の根本に「誠」がある状態とは、人の根本に「太極」がある状態であると定める。
しかし、人の根本に「誠」があったとしても、日々の生活の中で周囲の状況を適切に判断できなければ、誤った行動をとる可能性もある。従って、人がささいな兆しを前にしてその後に生じる展開を正しく予測・判断し、適切な善い行動をとるためには、学問を通じて自己を研鑽する必要がある。そして、こうした行いが聖人の道へと通じると説いた。
