壊疽
壊死の合併症
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概要
原因
壊疽の原因は幅広い。患部で嫌気性細菌(あるいは好気性菌)が急速に増殖する事により起こる。大元の原因は動脈硬化症、糖尿病、腎不全(透析患者)、膠原病、血管炎、感染症などさまざまである。
組織内感染症(あるいは外傷など) ⇒ ガス産生 ⇒ (末梢)循環不良 ⇒ 組織の壊死・壊疽 ⇒ 嫌気性菌の繁殖のサイクルは極めて急速である。
- 糖尿病による下肢壊疽 - 特に足指や前足部が典型例である。末梢循環不良起因。
- 壊死性筋膜炎 - 溶血性レンサ球菌、エロモナス属(Aeromonas)、ビブリオ・バルニフィカス (Vibrio vulnificus) 、ウェルシュ菌などの体内組織への侵入、繁殖
- クロストリジウム筋壊死 - 交通事故、戦争や闘争その他の外傷、あるいは手術後に組織循環が悪化し壊死した場合など。ガス壊疽をきたす。進行が極めて速い[1]。
- 非クロストリジウム性ガス壊疽 - 糖尿病や悪性腫瘍その他の合併で発症する事がある。この場合嫌気性菌に限らず好気性菌も繁殖する。ガス壊疽を来す。クロストリジウム筋壊死ほどでは無いが進行が速い。