大車
柔道の足技。おおぐるま。
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概要

後ろを向いて、横山作次郎の得意技回込み払腰で使用される変わった体さばきののち、腿から腰の位置に後ろに伸ばした脚を当てて支点にし、腰の回転を利かせて、相手を回転させて投げる技[5]。
柔道家の佐村嘉一郎は大車と回込み払腰は同じ技ととらえている。一方、柔道家の醍醐敏郎は異なる技だとしている[5]。回込み払腰は腰技であり大車は足技である。また、1920年(大正9年)、大車が五教の技に加わる。当時、「巻腰」も名称の候補に挙がった[6]。それまで大車は払腰に含まれていた[5]。
柔道家の三船久蔵はこの技を編み出したのは自身だとしている[5]。佐村は「大車」という名称を創意したのは三船と聞いていた[5]。一方、三船は嘉納治五郎だとしている[5]。
相手の足首に自分の足をあてて、捻る様に投げた場合は、足車になる。1956年の講道館機関誌『柔道』で柔道家の佐村嘉一郎[7]は、名称は「大内車」に改めたらどうかと思っている、旨述べている[8]。
神道六合流や檀山流では「外股払」という名称で同様の技が使われている。
神道六合流開祖の野口清によると、足車を接近して掛けるとちょうど股を払い上げなければならないようになることから外股払は足車の変化技であると定義している。また、外股払と関連する技として内股払と払腰を挙げており、内股払は股を外から払うか内から払うかの差があるのみで外股払から転化した技としており、払腰は外股払に似ているが腰を深く入れる点が異なると解説している[9]。
