天仙配
中国の説話
From Wikipedia, the free encyclopedia
歴史
ストーリー
漢王朝、漢蜀(今の湖北省孝感市)[1]に董永という男がいた。幼くして母をなくし、父子でなんとか生活をやりくりしていたが、ついにその父親まで死んでしまった。
葬式を出すお金もないので、自分の身を売り、そのお金で父の葬式を出そうとする[2]。
その様子を天から見ていた玉皇大帝は、董永の孝行息子ぶりに感動し、7番目末娘の七仙女を人間世界に派遣し、董永を助けることにする。
やがて、一緒に暮らすうち二人の間に愛情が芽生え、結婚してしまう。天界では、勝手に人間と結婚してはならない(許可がないと、人間世界へ降りていったり、人間と接触することすら許されない)という掟があるので、玉皇大帝の命令で、七仙女は天界へと連れ戻されてしまう。
登場人物
天界の人物
- 玉皇大帝 - (別名:張 友人(ちょう ゆうじん))[3]
- 王母娘々 - (本名:王 婉玲(おう えんりん))
- 大仙女 - 別名(『西遊記』などでの名前。以下同じ):紅色仙女。
- 二仙女 - 別名:橙色仙女。
- 三仙女 - 別名:黄色仙女。
- 四仙女 - 別名:緑色仙女。
- 五仙女 - 別名:青色仙女。
- 六仙女 - 別名:藍色仙女。
- 七仙女 - 別名:紫色仙女。
- 玉皇大帝と王母娘々の第七の娘、王母娘々の法宝・金簪と仙術を持い、董永を助けることにする。傅家の要求で、一夜に10匹の錦絹を仕立て上げる。
- 張巧嘴(ちょう こうし)
- 周濯街による『七仙女正伝』からのオリジナルキャラクター。王母娘々の義娘であり、七仙女の侍女。董永、七仙女(相思相愛)という事から嫉妬心を抱き始める。
- 郭蜜香(かく みこう)
- 周濯街による『七仙女正伝』からのオリジナルキャラクター。王母娘々の義娘であり、七仙女の侍女。張巧嘴とは仲がいい。別名「一枝花」を持つであろう「丁香仙子」に冊封された。
- 千年槐樹の精
- 七仙女と董永の婚姻の仲人をした。張大老爺(土地爺)と言われることもある。
- 雷公電母
- 玉皇大帝の命令を受けて、董永と相思相愛の七仙女を追捕するために人間界へ行くことになる。
- 赤脚大仙
人間界の人物
- 董永(とう えい)
- 人間の書生。七仙女の夫。
- 傅官保(ふ かんぽう)
- 傅家の公子で、張巧嘴の夫。
関連作品
関連項目
参考文献
- 『七仙女正伝』 (周濯街·著、1995年発売) ISBN 7800614425
- 『捜神記』 ((晋)干宝·著、2004年発売) ISBN 7119033298
- 『董永遇仙伝説研究』 (紀永貴·著、2006年発売) ISBN 7811101181