平入と妻入 From Wikipedia, the free encyclopedia 平入(ひらいり)と妻入(つまいり)は、建物をそのいずれの面に正面出入口があるかによって分類した呼び方。屋根の大棟と平行な面を平、平側といい、これと直交する面を妻[注釈 1]、妻側という。そこで、平入は建物の平側に、対して妻入は妻側に出入口があるものを指す[2]。 平側と妻側 平入 屋根の大棟と平行な、通常長辺にあたる面を正面とする形式で、大間入り[3]、横屋[4]、横屋根造り[4]などとも言う。日本建築では一般に平入が多い[2]。神社建築では、神明造[5]、流造[6]は平入である。 一般的な家屋では長手が平となることが多いが、江戸時代から発生した京都などの町屋(京町家)は逆転している場合も多い。平入だが、軒先と棟は道に平行させ軒高さに統一された景観が見られる。広い区画した道の形の影響や、間口税、2階建ての建造物の制限などにも影響を受けている。[要出典] 妻入 屋根の大棟と直交する、通常短辺にあたる面を正面とする形式で、小間入り[7]、竪屋[8]、縦屋根造り[8]などとも言う。弥生時代や古墳時代の住居・倉庫では妻入が主流であった[2]。神社建築では、大鳥造[3]、大社造[9]、春日造[10]、住吉造[11]は妻入である。住宅建築では寝殿造の対屋、書院造の主殿が妻入である[2]。 寄棟造の場合、小平入りとも呼ぶ[12]。 ギャラリー 平入りの町家奈良県ならまち吉岡家住宅 平入りの京町家の街並み京都府祇園新橋通 妻入りの民家三重県河崎 妻入りの街並み新潟県出雲崎町 脚注 [脚注の使い方]注釈 [1]この「妻」(つま)は本来は「端」と書く[1]。今日配偶者を妻と呼ぶのは家屋の「つまや」に居たことに由来する。[要出典]「刺身のつま」というときの「つま」も料理の添え物として脇にあることを指したもの。[要出典] 出典 [1]「端」『日本国語大辞典』(第2版)小学館、2000年。 [2]工藤圭章「妻入」『日本大百科全書』小学館、1994年。 [3]武井豊治 1994, p. 34. [4]武井豊治 1994, p. 270. [5]武井豊治 1994, p. 125. [6]武井豊治 1994, p. 187. [7]武井豊治 1994, p. 93. [8]武井豊治 1994, p. 154. [9]武井豊治 1994, p. 35. [10]武井豊治 1994, p. 48. [11]武井豊治 1994, p. 133. [12]武井豊治 1994, p. 92. 参考文献 武井豊治『古建築辞典』理工学社、1994年。ISBN 4-8445-3019-4。NDLJP:13325879。 関連項目 河原町妻入商家群(篠山伝建地区) 町屋 (商家)この項目は、建築・土木に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:建築/Portal:建築)。表示編集 Related Articles