巡将碁
From Wikipedia, the free encyclopedia
対局方法
歴史
朝鮮に中国から囲碁が伝来したのは紀元前1世紀頃とされ、5世紀頃に最初の囲碁の記録が現れ、16世紀末頃から両班階級に普及した。このため巡将碁もこの16世紀から17世紀初頃から始まったのではないかと、一般には考えられている。
それに対し、正倉院宝物にある碁盤「木画紫檀棊局」では、盤上の星の位置が巡将碁の置石と同じであることから、これが朝鮮の碁盤であって、7世紀頃の百済で巡将碁が始まったのではないかという林裕や安玲二の説がある。また安の説では、開始時の置き石は城を守る将軍になぞらえたものと考えられている。
20世紀半ばになって、日本で修行して韓国に帰国した趙南哲は、韓国棋院を設立して日本式の自由布石による囲碁を普及させ、巡将碁は打たれることは少なくなった。
特徴
布石の段階が無いため、現代の囲碁に比べると最初から激しい戦いが起きる。
参考文献
- 大島正雄「安玲二氏の巡将碁仮説」(『棋道』1996年1-2月号)
