認知症患者で弄便はしばしばみられる。弄便を行うことに、合理的な目的をみとめることは少ない。大便を食べる、壁にこすりつける、手遊びをするなどさまざまな行為がみられ、介護での問題となる。
介護の現場では、さまざまな程度・症状の認知症患者が入所/入院することが一般的である。弄便を行わない患者にとって、弄便により生活環境が汚されることは大変不潔・不快なことであり、スタッフは一日に何度も掃除をせざるを得ないなどの無形の負担を強いられる。現在介護保険では、弄便については評価を行っていない[3]。このような現状については厚生労働省政策に意見・批判がある。