酸
塩基と対になってはたらく物質
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概要
一般に、プロトン(H+)を与える、または電子対を受け取る物質である。歴史上、概念の拡大を伴いながら、幾つかの定義が考えられた。
酸・塩基は相対的な概念である。ある物質に対する酸が、他の物質に対して塩基であることが多い。例えば、水はアンモニアに対して酸である(H+を与える)が、塩化水素に対して塩基である(H+を奪う)。
ただし、多くの場合で「酸」とは水に対する酸を意味する。
酸としてはたらく性質を酸性(さんせい)という[1]。酸の強さは、一般に酸性度定数 Ka またはその負の常用対数 pKa によって定量的に表される。酸解離定数の大きい酸を強酸、小さい酸を弱酸と呼ぶ。純硫酸より強い酸を、特に超酸(超強酸)と呼ぶことがある。
酸性水溶液は、pHを7未満とし、一般に酸味を呈する。酸のなかには、硝酸や硫酸、三酸化硫黄など、酸化反応でできるものがある。
酸や酸性は、文脈によって「求電子剤」「求電子性」とも言及される。
酸の定義
酸の塩基度
代表的な酸
- 無機酸
- スルホン酸
- メタンスルホン酸
- エタンスルホン酸
- ベンゼンスルホン酸
- p-トルエンスルホン酸
- トリフルオロメタンスルホン酸
- ポリスチレンスルホン酸
- カルボン酸
- ビニル性カルボン酸
- 核酸