悪人 浄土真宗において、末法の世において自身で煩悩を断ずる事ができない凡夫 From Wikipedia, the free encyclopedia 悪人(あくにん)は、 1. 狼藉を働き、悪行を重ねる者のこと。 狼藉を働き、悪行を重ねる者のこと。「悪者」、「悪漢」、「悪党」ともいい、これを演じる役を「悪役」という。悪人は犯罪人と国家や社会秩序に刃向かった者(反逆者)を指すが、正当な理由があっても敗者となると「悪人」(確信犯)にされてしまうことから「勝てば官軍、負ければ賊軍。」という語もあり、後者の場合は、一概に「悪人」とはいえない。 2. 浄土真宗において用いられる仏教用語。 法然の教えを受けた親鸞を開祖とする浄土真宗で用いられる「悪人」。 末法の世においては、どのような行を積んでも、自分自身では煩悩を断ずる事ができない「罪悪深重の凡夫」のことを指す。このことは親鸞独自の説ではなく(参照:親鸞以前の悪人正機説)、「悪人はどのように生きるか」という点で、法然の教義を継承発展させた。 阿弥陀仏の本願(四十八願・第十八願)は、この「末法濁世の悪人」を救わんがために建てられたとする。( ⇒ 悪人正機) 関連項目 悪 Related Articles