振動
状態が一意に定まらず揺れ動く事象
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概要
振動は、同じ場所での物質の周期的な運動であるが、物理学においてさまざまな現象の中に現れ、基本的な概念の一つとして扱われる。物理的にもっとも単純な振動は単振動である。また、振動する系はそれぞれ固有振動(数)をもつ。振動の振幅を減少させる要因がある場合には、振動が次第に弱まる減衰振動となる。外部から一定の間隔で力を与えることなどにより振動を引き起こすことを強制振動とよぶ。強制振動の振動数がその系の固有振動数に近い場合、共振(または共鳴とも)を引き起こす。

振動は、自然現象の理解において、なくてはならない基礎的な概念である。波動は、空間的な広がりをもつ振動であると解釈することができ、波と振動は相互作用することが多い。古典物理学だけでなく、電磁気学では、電気回路や電場・磁場の振動を扱う。
公害としての振動
事象の大きさによる分類
数学における振動
代表例
力学
量子力学
熱力学
気候と地球物理学
化学
電気回路
音響
光学と電磁気学
- レーザー(電磁場のHzのオーダーでの振動)
- 戸田振動子 (en:Oscillator Todaまたは自励発振 (en:self-pulsation)(Hz -- Hzの周波数を出力にもつパルスレーザー発振)
- 量子振動子 (en:Quantum oscillator) は量子光学において光学的な局部発振器を指すことがある
生物学
- 概日リズム
- 解糖振動 (glycolytic oscillations)
- 捕食者と被食者の増減関係
- 神経振動子 (en:Neural oscillations)
人体
- 脳波
- 心拍
- インスリン振動 (en:Insulin release oscillations)
- パイロット誘起振動 (en:Pilot-induced oscillation)
- 発声
経済と社会
その他
- 力学的な意味で振動が起こっているわけではないが、振動という語が使用される物理現象としては、ニュートリノ振動がある。
