星震学
恒星の振動を研究する学問
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振動
波のタイプ
太陽に似た恒星の波は、3つの異なるタイプに分けられる。
- 音響または圧力(p)モード - 恒星の内部圧力の変化に由来し、その動きは局所的な音速によって決まる。
- 重力(g)モード - 浮力に由来する。
- 表面重力(f)モード - 恒星表面に沿った海の波と同種のもの。
プロキシマ・ケンタウリのように太陽に似た恒星では、pモードが最も目立ち、gモードは核の対流圏に限定される。しかし、白色矮星ではgモードが見られる。
日震学
日震学は、太陽に焦点を当てた星震学である。太陽の振動は外層の対流によって励起され、他の恒星の太陽型振動は、星震学の新しい分野である。
宇宙ミッション
いくつかの宇宙機は、星震学の調査をミッションの大きな目的としている。
赤色巨星と星震学
赤色巨星は、核での水素核融合が終わった後の恒星の進化上の後期段階にある恒星である。恒星の外層は200倍にも拡張し、核は収縮する。しかし、2つの異なった段階があり、核の外の層での水素核融合が残っているが核にヘリウムがない最初の段階と、核がヘリウム核融合が始まる温度になる後の段階に分かれる。以前は、これら2つの段階は恒星のスペクトルを観測することで区別することができず、段階の詳細は不明であった。ケプラーのミッションにより、比較的赤色巨星に近い数百の恒星の星震学が研究され、2つの段階の区別が可能となった。水素殻燃焼をする恒星のgモードの周期は50秒以内で、ヘリウム燃焼をする恒星の周期は100秒以内から300秒であった。角モーメントの保存から、外層の拡張と核の収縮により、核の自転は速くなり、外層の自転は遅くなることが推測された。星震学は、核の自転は少なくとも表面より10倍速くなることが示された。さらに星震学の観測を行うことで、それまで分かっていなかった恒星の進化の詳細を解明する手助けとなった。