服毒
薬品を服用して自殺を図ること
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作用量・中毒量・致死量
メリット・デメリット
向精神薬
前述の様に、医療関係者もしくは医師の処方箋なくして入手できない向精神薬の幾つかは、薬剤の組み合わせによって致死量が激減するものがある。
作用機序において、特定の脳内物質の放出を促す薬品と、その再吸収を遮断する薬品といった、作用機序に重複した薬品がこれにあたる(異なる物質においても、連鎖反応を招く物も該当する)。
通常の医療において、そのような組み合わせを処方される事は無いが、治療の過程によって異なる複数の余った薬や頓服薬を併せて多量に飲む、いわゆるオーバードーズによって生命に危険が生ずる事がある。向精神薬は病状を劇的に緩和する印象があるが、実際には副作用の苦痛を嫌悪して薬を飲まないで余らせてしまう患者が多い(飲んでも副作用しかなく症状を緩和しない薬を俗称で「ラムネ」と呼び、飲まないで大量に蓄薬してしまう)。脳間基質の脂質に浸透し、神経伝達系に強い影響を与えるエタノール(酒)の併用により、より少ない量で重大な影響を与えてしまう。
脳内物質は体内臓器においても普遍的に存在する物質であるが、その作用や機能の多くは解明されていない。一方で、向精神薬の誤った使用方法によって、それらの物質に作用し、悪性症候群(Syndrome malin)や心臓発作、肝機能障害、重篤な場合には強いショック症状を伴う全身症状を引き起こす事が知られている。
向精神薬であるリチウム製剤は、作用量・中毒量・致死量が近く、単独服用で生命に影響を及ぼす事がある。向精神薬による自殺の可能性が判明した場合、まず直ちに救急車で最寄りの医療機関へ搬送する。その上で体内にある薬品を大量の水を用いた胃洗浄、また薬品の作用を押さえる薬(副腎皮質ホルモン等)の投与など、緊急の対応が必要である。
もし放置した場合、生還率は極めて低く、生還しても重篤な後遺症をもたらす事は珍しくない。