期外収縮
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症状
原因
種類
異常刺激の発生箇所(焦点)に応じて心房性期外収縮・接合部期外収縮・心室性期外収縮に分けられる。心室性期外収縮については「Lown分類」によって重症度が分類される。心房期外収縮は、左右の心房以外に肺静脈、上大静脈などを発生箇所とする場合が多く、心室期外収縮は左右心室、特に血液が流入および流出する部分や心尖部、左右心室を隔てる中隔を発生箇所とする場合が多い[2]。
また、焦点や基質が複数存在する場合は多源性期外収縮、正常な収縮と異常な収縮との間隔がほとんど変化しない場合は間入性期外収縮、期外収縮によって正常な収縮が相殺されて大幅に変化する場合は代償性期外収縮という。以上のことから、不整脈としては頻脈でも徐脈でもないものとして扱われる。
その他、心疾患、心臓の機能や血管の機能に問題がなければ良性期外収縮、あれば悪性期外収縮という分け方もある。
Lown分類
| Grade | 特徴 |
|---|---|
| 0 | 期外収縮無し |
| 1 | 散発性。1時間に30発未満。 |
| 2 | 頻発性。1時間に30発以上。 |
| 3 | 多形性(期外収縮の波形が複数)。 |
| 4a | 2連発 |
| 4b | 3連発以上(ショートラン型) |
| 5 | 早発性(R-on-T型) |
検査
治療
良性期外収縮で生活に重大な支障をきたしていなければ治療しない。きたしている場合は抗不安薬や抗不整脈薬の処方、運動負荷で増悪が見られる場合は運動制限をする。心室性期外収縮に対しては、近年は経皮的カテーテル心筋焼灼術(鼠径部などから挿入した細いカテーテルにより心臓の原因組織を高周波電流で焼灼する根治術)で高い成功率(90%以上)を上げており、悪性の心室性期外収縮を根治する治療として長期の投薬に比較し安全性が高い[1]。