村上允英らと共に岩城島産の杉石を報告した広渡文利は、1965年に古宮鉱山で黒色のブラウン鉱の隙間を埋める鮮やかな紫色鉱物を発見していた[7][8]。その時は成分を特定できなかったが、杉石が新種記載された後の1981年になって、ようやく杉石と判明した。
記載者の村上允英は1983年に櫻井賞を受賞し、1994年に地質学貢献と杉石の命名により、勲三等旭日中綬章受章・正四位に叙せられる。
南アフリカ・ウェッセルズ鉱山の紫色の杉石は1978年に発見され、当初はソグド石と誤認され[9]、後に杉石と判明した[10]。その後、杉石の最初の発見地である岩城島でもソグド石は発見されている[11]。