樊振東

中国の卓球選手 (1997-) From Wikipedia, the free encyclopedia

樊 振東(はん しんとう、Fan Zhendong、ファン・ジェンドン、1997年1月22日 - )は中国卓球選手[3]。略称は「FZD」「小胖」。2024年パリオリンピック男子シングルス及び男子団体金メダル、2021年・2023年世界選手権男子シングルス二連覇。ワールドカップ男子シングルス4度優勝。男子選手で史上6人目の大満貫(グランドスラム)達成者であり、男子選手で馬龍に次ぐ全満貫(9冠)達成者である。

よみがな はん しんとう、ファン ジェンドン
ラテン文字 Fan Zhendong
愛称 シャオパン(小胖)
生年月日 (1997-01-22) 1997年1月22日(29歳)
概要 基本情報, よみがな ...
樊 振東
2017ドイツオープンの樊振東
基本情報
よみがな はん しんとう、ファン ジェンドン
ラテン文字 Fan Zhendong
愛称 シャオパン(小胖)
生年月日 (1997-01-22) 1997年1月22日(29歳)
国籍 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
出身地 広東省広州市
身長 173cm
体重 77kg
選手情報
最高世界ランク 1位 (2019年6月)
現在世界ランク -位 (2024年12月31日[1])
利き腕
グリップ シェークハンド
ラケット 樊振東ALC[2]
フォア面ラバー 国狂NEO3蓝海绵 42度
バック面ラバー ディグニクス09C
戦型 右シェーク攻撃型 [2]
ITTFサイト WTTプロフィール
獲得メダル
中華人民共和国の旗 中華人民共和国
男子卓球


大会 1 2 3
オリンピック 3 1 0
世界卓球選手権 9 2 2
ワールドカップ 8 1 0
合計 20 4 2
オリンピック
2020 東京男子シングルス
2020 東京男子団体
2024 パリ男子シングルス
2024 パリ男子団体
世界卓球選手権
2014 東京男子団体
2015 蘇州男子シングルス
2015 蘇州男子ダブルス
2016 クアラルンプール男子団体
2017 デュッセルドルフ男子シングルス
2017 デュッセルドルフ男子ダブルス
2018 ハルムスタッド男子団体
2019 ブダペスト混合ダブルス
2021 ヒューストン男子シングルス
2022 成都男子団体
2023 ダーバン男子ダブルス
2023 ダーバン男子シングルス
2024 釜山男子団体
ワールドカップ
2015 ドバイ男子団体
2015 ハルムスタッド男子シングルス
2016 ザールブリュッケン男子シングルス
2018 ロンドン男子団体
2018 パリ男子シングルス
2019 東京男子団体
2019 成都男子シングルス
2020 威海男子シングルス
2023 成都混合団体
ITTFワールドツアーグランドファイナル
2013 ドバイ男子シングルス
2015 リスボン男子シングルス
2016 ドーハ男子シングルス
2017 アスタナ男子シングルス
2019 鄭州市男子シングルス
2019 鄭州市男子ダブルス
2020 鄭州市男子シングルス
WTTグランドスマッシュ
2022 シンガポール男子シングルス
2022 シンガポール男子ダブルス
2023 シンガポール男子シングルス
2023 シンガポール男子ダブルス
2024 シンガポール男子ダブルス
WTTファイナルズ
2021 シンガポール男子シングルス
2023 ドーハ男子シングルス
WTTチャンピオンズ
2022 マカオ男子シングルス
2023 新郷男子シングルス
2024 重慶男子シングルス
アジア競技大会
2014 仁川男子シングルス
2014 仁川男子ダブルス
2014 仁川男子団体
2018 ジャカルタ男子シングルス
2018 ジャカルタ男子団体
2022 杭州男子シングルス
2022 杭州男子ダブルス
2022 杭川男子団体
アジア卓球選手権
2013 釜山混合ダブルス
2013 釜山男子団体
2015 パタヤ男子シングルス
2015 パタヤ男子ダブルス
2015 パタヤ混合ダブルス
2015 パタヤ男子団体
2017 無錫男子団体
2017 無錫男子シングルス
2017 無錫男子ダブルス
2019 ジョクジャカルタ男子シングルス
2019 ジョクジャカルタ男子ダブルス
2019 ジョクジャカルタ男子団体
2023 平昌男子シングルス
2023 平昌男子ダブルス
2023 平昌男子団体
アジアカップ
2014 武漢男子シングルス
2015 ジャイプル男子シングルス
2017 アーメダバード男子シングルス
2018 横浜男子シングルス
2019 横浜男子シングルス
東アジア競技大会
2013 天津男子シングルス
2013 天津男子ダブルス
2013 天津男子団体
ユースオリンピック
2014 南京男子シングルス
2014 南京混合団体
アジアユースゲームズ
2013 南京男子シングルス
世界ジュニア選手権
2012 ハイデラバード男子シングルス
2012 ハイデラバード男子ダブルス
2012 ハイデラバード混合ダブルス
2012 ハイデラバード男子団体
アジアジュニア選手権
2012 江陰男子シングルス
2012 江陰男子ダブルス
2012 江陰男子団体
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繁体字 樊 振東
簡体字 樊 振东
拼音 Fán Zhèndōng
和名表記: はん しんとう
概要 樊 振東, 各種表記 ...
樊 振東
各種表記
繁体字 樊 振東
簡体字 樊 振东
拼音 Fán Zhèndōng
和名表記: はん しんとう
発音転記: ファン ジェンドン
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概歴

広東省広州市に生まれ、6歳で卓球を始めた。11歳で名門・人民解放軍チームの一員となり、2012年5月に国家隊2軍チームに入り、同年の全中国選手権でベスト8に入って国家隊1軍チームに昇格。2012年末の世界ジュニア卓球選手権で優勝し、世界選手権パリ大会の代表選考会「直通巴里」での活躍が認められ、中国男子では史上最年少で世界選手権代表に抜擢された。2013年7月に初めて世界ランクTOP10入りを果たす。2013年9月の全中国運動会では、張継科許昕を破る活躍でシングルス準優勝。直後の東アジア競技大会では決勝で閻安(中国)を破って優勝し、中国男子の次代のエースという呼び声も高い[4]

2014年9月、初めて世界ランク2位となる。

2015年の第22回アジア卓球選手権パタヤ)では男子シングルス、男子ダブルス、混合ダブルス、男子団体の全てで優勝し4冠を達成した。

2015年11月から2018年3月まで2年以上世界ランク2位と、許昕張継科を上回るも2017年までは馬龍に、2018年の新制度になってからの3ヶ月間はドイツ勢に阻まれ、中々世界ランク1位の座を手に入れることはできなかった。

2016年リオデジャネイロオリンピックの際には既に世界ランク2位と中国国内でも指折りの存在であったが、若さと大舞台での経験不足から代表入りは出来ず、Pカード(団体の交代枠)でチームに帯同したが出番はなかった。

2017年世界選手権デュッセルドルフ大会ではシングルスと男子ダブルスで出場。シングルスでは準々決勝で日本の丹羽孝希を4-1、準決勝で韓国の李尚洙をストレートで破り、決勝でも当時連覇を目指していた先輩の馬龍とゲームオールデュースの大接戦を繰り広げたが、惜しくも敗れた。先輩の許昕と組んだ男子ダブルスでは準決勝で日本の丹羽孝希/吉村真晴ペアをストレートで破り、決勝でも日本の森薗政崇/大島祐哉ペアに4-1で勝利し、優勝を決めた。

2018年4月、ドイツのティモ・ボルを抜き初めて世界ランク1位となる。

2021年東京オリンピックではシングルスと団体で出場。シングルスでは決勝まで勝ち進むも馬龍に敗北して銀メダルに終わったが、団体で馬龍・許昕と組んで金メダルを獲得した。

同年11月、バタフライとのアドバイザリー契約が発表された。

2023年7月4日、王楚欽に抜かれ、2020年3月ぶりに世界ランク2位になる。

2024年パリオリンピックではシングルスと団体で出場。シングルスでは準々決勝で日本の張本智和を4-3の大激闘の末破り、準決勝でフランスのフェリックス・ルブランをストレートで下す。決勝ではチームメイトの王楚欽を下して快進撃を続けていたスウェーデンのトルルス・モーレゴードを4-1で破り、オリンピックのシングルスで初の金メダルを獲得。これにより男子史上6人目の「大満貫」を達成した。団体戦でも金メダルを獲得しオリンピック二冠を達成。

同年12月27日、自身の微博で、WTTからの新たな罰則規定を理由に、世界ランキングからの離脱を表明した[5][6]

2025年第1週のランキングにおいて自身の名前が消滅した[7]

中国では、ぽっちゃりした体格から「小胖(シャオパン/おデブちゃん)」というあだ名がある。年を重ねるごとに身体も鍛えられ、まさに中国選手といった筋肉の付き具合となったが、もはや愛称として定着している[8]

2025年6月1日にはドイツ・ブンデスリーガ1部、1. FC ザールブリュッケンTTから2025-2026シーズンへの参戦が発表された[9]

プレースタイル

横回転系のサーブを中心に、攻撃的で多彩なレシーブ戦術を展開する。特にチキータは世界最速のスピードと抜群の回転量を誇り、回転バリエーションも豊富なのでレシーブするのは非常に困難である。

また、体のひねりで放つフォアドライブや、コンパクトでスイングが速くかつ打点の早いバックハンドなどにより打球後の戻りが抜群に速い。ラリーになると、世界トップの反応と予測能力でどんなボールに対しても最適な体の入れ方でボールを打ち、相手をどんどん後ろに押し込んで得点するパターンが多い。前述のチキータと合わせ、前陣において無類の強さを見せる。

戦績

  • 2012年
    • アジアジュニア選手権男子シングルス優勝、男子ダブルス優勝、男子団体優勝
    • 世界ジュニア選手権男子シングルス優勝、男子ダブルス準優勝、混合ダブルス優勝、男子団体優勝
  • 2013年
    • 全中国運動会卓球競技男子単準優勝、 男子複優勝、団体(解放軍)優勝
    • 東アジア競技大会男子シングルス優勝、男子ダブルス準優勝、男子団体優勝
  • 2014年
    • 世界選手権東京大会(団体戦) 男子団体優勝
    • ユース五輪男子シングルス優勝、混合団体優勝
    • アジア競技大会卓球競技 男子シングルス準優勝、男子ダブルス準優勝、男子団体優勝
  • 2015年
    • 世界選手権蘇州大会(個人戦) シングルス3位/ダブルス準優勝
    • ITTFワールドツアー・ジャパンオープン・荻村杯 シングルス3位/ダブルス準優勝M[3]
    • 第22回アジア選手権大会 団体・シングルス・ダブルス・混合ダブルス優勝
    • ITTFワールドツアー・ポーランドオープン 優勝[3]
    • ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン シングルス優勝/ダブルス準優勝[3]
    • ITTFプロツアー・グランドファイナル 準優勝[3]
  • 2018年
  • 2019年
  • 2021年
    • 世界卓球選手権 男子シングルス 優勝
  • 2023年
    • 世界卓球選手権 男子シングルス 優勝
  • 2024年
    • パリオリンピック 男子シングルス 優勝
    • パリオリンピック 男子団体 優勝

世界ランキング

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2012年 139142138
2013年 41443839383391110115
2014年 54323
2015年 3432
2016年 2
2017年 2
2018年 21
2019年 13212
2020年 121 1
2021年 1
2022年 1
2023年 1
2024年 12424236
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脚注

外部リンク

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