涅槃仏
釈迦が入滅する様子をあらわした仏像
From Wikipedia, the free encyclopedia
特徴
ほとんどの像容は右手を枕とするか、もしくは頭を支える姿である。基本的には、頭は北向き、顔は西向きとされる。これが後に、一般の俗人が亡くなった時に「北枕」とされる由縁となった。
また、釈迦の像には、誕生時の像、苦行時の像、降魔(ごうま。悟る直前)の像、説法している時の像など様々あるが、立像、坐像、涅槃像の3種類に大別される。一説に立像は「出山(しゅっさん)の釈迦」に代表されるように、いまだ修行中で悟りを開く前の姿、坐像は修行して悟りを開かんとしている時(あるいは開いた直後)の姿、そして涅槃像は全ての教えを説き終えて入滅せんとする姿を顕すとされる。また涅槃像には、目が閉じているものと、目が開いているものがあり、目を閉じた涅槃像は、既に入滅した姿で、目が開いている涅槃像は最後の説法をしている姿を顕しているといわれる。
悟りを開いてから80歳で入滅するまでの45年間、毎晩1時間、この涅槃像の姿で説法をしていたと説明される事もある。
事件
仏涅槃図
有名な涅槃仏のある寺院・史跡
寺院


- パリニッバーナ寺院(インド・クシナガラ) 釈尊入滅の場所とされる沙羅双樹のすぐそばにある。クシナガラ(クシナガル)は仏教四大聖地の一つである。
- ワット・ポー(タイ)
- ワット・ヤイチャイモンコン(タイ)
- 法隆寺五重塔(日本)
- 南蔵院(日本・福岡県篠栗町)ブロンズ製としては世界最大。
- 真如苑(日本・東京都立川市)久遠常住釈迦牟尼如来という涅槃仏を本尊としている。
- 一畑山薬師寺(日本・愛知県岡崎市)薬師瑠璃光如来の涅槃像。
- 法國寺 会津別院(会津村、日本・福島県会津若松市)釈迦如来の涅槃像。
- シュエターリャウンパゴダ(ミャンマー・バゴー)映画にもなった『ビルマの竪琴』に登場する全長55m、高さ16mの巨大な涅槃仏[4]。
史跡
- ワット・ローカヤスターラーム(タイ) かつてアユタヤ王朝の寺院が存在した史跡。
- ダンブッラの黄金寺院(スリランカ)
- ガル・ヴィハーラの涅槃仏(スリランカ)
- 塔ノ沢の石造釈迦涅槃像(日本・群馬県みどり市)袈裟丸山の巨岩に彫られたもの。


