特別
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用例
『特』という字は「目立つ」「異なる」「抜群」「中でも一つ」という意味を持つ字であり、「特等」「特A級」というように接頭語として「一つだけ別」「例外的」という意味でも使用されている。
『別』という字は「分ける」「分けられた」という意味も持っており、「区別」「判別」「別個」「別格」というように使用される。
『特別』という語は、「目立っていて分けられる状態」「一つだけ分けられる状態」「通例とは異なる状態」「例外的」という意味だが、「重要である」という意味合いも強い。
なぜ特別であるかといえば、限られた人や事物にしか受け入れられない、並外れている、方法が外の物と異なるといった性質が挙げられる。
社会的・歴史的に見ると、普通・平常であることが重く扱われ、特別・特殊であることが軽く扱われる傾向も根強い。
例えば、宗教においては、普通の流派を「正統」と呼んで敬愛し、特別な流派を「異端」と呼んで唾棄する傾向が見られる。
その逆で、特別・特殊であることが「優秀」「平の人間には敵わない」として重く扱われ、普通・平常であることが「ありきたり」「長所を持たない」「目立たない」として軽く扱われる傾向もある。
特別を重く扱う語例として、英語で「特別」「特殊」「例外的」を意味する『exceptional』は、「非凡」「優秀で特別」「別格」という意味を持つ。
一方で、普通を軽く扱う語例として、「普通で愚な」「変わった点を持たず愚な」を意味する『庸愚』『凡愚』や、「普通以下」「普通か悪いかのどれか」を意味する『庸劣』などがある。